フモトシダ(コバノイシカグマ科 フモトシダ属) 常緑性。
葉は黄緑色または暗緑色、かさかさした草質の単羽状。
葉柄は長さ30~50cm、
全面に毛をつけ、古い部分は毛が落ちたあとがざらざらする。
葉身は長さ30~60cm、基部が最も広い。
羽片は羽状に浅~深裂し、基部は斜めに広いくさび形、裂片には鋸歯があり、
最下前側の裂片は常に他のものより長い。
羽片の表面には、中肋上に短い毛があり、その他の部分はほとんど無毛、
裏面は全体に毛がある。
胞子嚢群は裂片の辺縁に近く、包膜の前縁は葉縁からかなり離れている。
包膜には毛がある。
本州(東北地方南部以南)~琉球の各地で、
やや乾いた山地の林下などに普通に見られる。
フモトシダは林を歩くとよく目に入ってきますが、
葉の色・大きさ・形・毛の量などは、場所によって随分差があります。
【 秋吉台では「林内に普通」の フモトシダ ― ①】
08年2月11日 撮影
【 ① 葉は黄緑色または暗緑色、かさかさした草質の単羽状】
08年2月11日 撮影
この葉は暗緑色です。
【 ① 裏面は全体に毛がある】
08年2月11日 撮影
【 ② この葉は黄緑色系】
07年11月29日 撮影
【 ② 羽片は羽状に浅~深裂し、基部は斜めに広いくさび形】
07年11月29日 撮影
「裂片には鋸歯があり、最下前側の裂片は常に他のものより長い」
【 ② 上の画像を拡大しました】
07年11月29日 撮影
【 ② 胞子嚢群は裂片の辺縁に近く】
07年11月29日 撮影
【 ② 上の画像を拡大しました】
07年11月29日 撮影
「包膜の前縁は葉縁からかなり離れている。包膜には毛がある」
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