ホトケノザ〈仏の座〉(シソ科 オドリコソウ属) 花期は11月~6月。
柄のない葉が対生し、茎を丸く取り囲んでいるのを仏の座る蓮座に見立たもの。
畑や道ばたに普通に見られる高さ10~30cm2年草。
葉は下部のものは長い柄があり、茎の中部以上のものは無柄で扇状円形、
円い鋸歯があり、長さ幅とも1~2.5cm。
上部の葉腋に長さ約2cmの紅紫色の細長い唇形花を密につける。
普通の花より小さくつぼみのまま結実する閉鎖花が多数混じる。
ホトケノザの花期は図鑑では3~6月ですが、秋吉台では11月から咲いています。
07年1月4日撮影
「春の七草のホトケノザはキク科のコオニタビラコであり、本種とは別物である」
07年1月3日撮影
秋吉台を歩き始める前のことですが、
七草がゆに庭に生えていたホトケノザを入れ、数日後に違うことを知りました。
「食べちゃった。どうしよう」と、私。 夫「生きてるんだから、いいんじゃない」。
毎年、七草が近づくと思い出す笑い話です。
07年1月4日撮影
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ヒメオドリコソウ〈姫踊り子草〉(シソ科 オドリコソウ属) 花期は12~5月。
ヨーロッパ原産の高さ10~25cmの2年草。
葉は対生し、長さ1.5~3cmの卵円形。
長毛があり、円い鋸歯があり、網目状の脈が目立つ。
上部の葉は密集してつき、赤紫色を帯びる。
上部の葉腋に長さ約1cmの唇形花を密につける。
秋吉台を歩き始めて数年間は2月に開花していたヒメオドリコソウ、
昨期に続いて今期も12月に開花しました。
06年12月19日撮影
【上の画像を拡大しました】
06年12月19日撮影
見慣れたヒメオドリコソウの姿です。
【これ、少し違うと思われません?】
06年12月16日撮影
葉の形や円い鋸歯はヒメオドリコソウですが、赤紫色を帯びないで、
上部のものまで長い葉柄はオドリコソウに似ています。
【花はヒメオドリコソウです】
06年12月16日撮影
上唇はかぶと状、下唇は3裂するオドリコソウとは違います。
ヒメオドリコソウとオドリコソウの雑種でしょうか?
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簡単に書けると思った「ホトケノザ・ヒメオドリコソウ」ですが、
画像の整理をしていたら昨日のトウダイグサと同じく時間がかかってしまいました。
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