秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

獣竜種の書 尾斧竜 ドボルベルク亜種

2024-03-25 22:01:28 | モンスターハンター・モンスターリスト




「尾斧竜」

ドボルベルク亜種
Rust Duramboros
獣竜種
竜盤目 獣脚亜目 尾鎚竜上科 ドボルベルク科
全長約2116.05〜2784.27cm
全高約765.94cm
脚の大きさ約151cm
・狩猟地
砂原
・概要、特徴
乾燥地帯に生息している、尾槌竜ドボルベルクの亜種。
乾燥地帯に適応、生息するため外殻は赤銅色をしており、獲物の怨念を纏うかのような色彩は戦う者に恐れを抱かせる。
外殻と同じ赤銅色の苔甲は怪しい力を持つように相手の攻撃力を滅するという。
ドボルベルク亜種は一部ハンターの間で体色の違う個体が存在するのではと噂されており、多くの場合はそうした違いは生息地域の環境や食性等の影響が大きいとされているが、本当に実在するかどうかは現時点では不明である。
通常種との最大の違いは尻尾の甲殻の形状であり、尾の先端が両刃の大斧のような形状に発達している事から、「尾斧竜」とも呼ばれる。
・生態
砂原の環境に適応しており、乾燥した環境下でも長時間活動できる。
通常種同様草食性で、砂原の立ち枯れた木を食す。
通常種同様縄張り意識が強いが、弱るとすぐさま地中へ撤退、休眠しようとするなど危機回避能力が高い面もある









・危険度、戦闘能力
非常に高い戦闘力と危険性から一部の認められたハンターにのみ狩猟が許可されているが、その巨体から繰り出される強烈な突進や尻尾の攻撃の数々に恐れをなして逃げ帰る者も多く、不用意に近づけば、突進や尻尾の一撃によって周囲の土砂諸共外敵を吹き飛ばし砂塗れにしてしまう。




・利用
尾斧竜の砂塵に晒された甲皮を素材とする防具は恐ろしく堅牢であり、岩石が当たっても砂のように砕け散り、地に根が生えたような安定感を持つ。更に武器を振るえば戦斧のような激しい一撃を繰り出せるとされ、攻防ともに優れた逸品として評価される。
尾斧竜の頑強な甲殻で拵えた武器は武骨ながら森羅万象を一掃する斬撃を繰り出し、岩壁も一突きすれば亀裂が生じ、二突き目には崩れ去るという。
それらの武器は山を削り、地を砕くが如くに飛竜を屠るとして評価されている
・ソース
MH3G
ハンター大全4


獣竜種の書 尾槌竜 ドボルベルク

2024-03-25 19:18:13 | モンスターハンター・モンスターリスト










「尾槌竜」
ドボルベルク
Duramboros
獣竜種
竜盤目 獣脚亜目 尾鎚竜上科 ドボルベルク科
全長約1834.10〜2605.25cm
・狩猟地
水没林、渓流、密林、孤島、モガの森、沼地
・概要、特徴
水資源の豊富な森林地帯を中心に生息する大型の獣竜種。
獣竜種の中でも特に大型の種であり、身体の大部分は苔やキノコが生えた分厚い甲殻に覆われ、背中には固形の脂肪を栄養として蓄えた大きなコブが、頭部には湾曲した大きな角を持つのが特徴。




この角は頭蓋骨から伸びたものが表皮から飛び出し、それを硬い外皮が覆うことで形成されている。
茶色い鱗が集まることで厚みによる頑強さとしなやかさを両立した甲殻の表皮は凹凸が多く、苔やキノコなどを付着させやすくなっている。


元々の巨体も相まって、その容姿は小山が動いているかのよう。
渓流で休息中の本種を本当に小山と勘違いしたという報告が出た事例すらある。
前脚は小さく退化しているが、これは体を起こす時に使う他、バランサーとしての役割もあると考えられている。






最大の特徴は、切断がまず不可能なほど長太く発達した、鈍器のような尻尾である。

尻尾の上部は尾骨を中心に常に生え代わりを繰り返す分厚い甲殻に覆われており、尻尾下部は骨の塊となっている。
そして実際にこの尻尾を鈍器のように振り回す事から「尾槌竜」とも呼ばれる。

理論上、尻尾は甲殻を剥がすように破壊することができ、ドボルベルクが完全に動きを止める瞬間があれば、破壊した甲殻の隙間にピッケルを振り下ろして素材を得ることができるかもしれない。しかし、この尻尾を最大の武器とするドボルベルクの背後に立ち、破壊すること自体困難を極めるだろう。
・生態
他に類を見ない形状に発達した尻尾や角は食糧となる樹木を打ち倒すために進化したものと考えられている。
主食である朽木から得られるカロリーは非常に少なく、それでいて巨体を維持するために食事量は膨大なため、餌が豊富な環境に広大な縄張りを作る。
温暖な環境に生息するのは食糧が豊富に得られることの他に、体温の維持にエネルギーを割く必要が無いためであるとされる。
そのため寒さには弱く、気温が下がる冬は地中に潜り冬眠するが、この時はコブに蓄えた脂肪を分解してエネルギーを得る。
比較的安定して摂取できる植物を主食としているため栄養を蓄える必要はあまりないと考えられるが、前述の緊急時の栄養補給のためや、冬眠する場合の冬場を越えるだけの栄養源確保を効率良く行うために必要と考えられている。


身体に生えるキノコやコケは保温、保湿、緩衝のために身につけているとされるが、非常食としての面もある。
また、オスにとってはこの苔やキノコの種類の多さがその土地への適応力を示すステータスでもあるようである。




角は非常に頑強だが、脳に直結しているために根元から折れると致命的なダメージを受けて絶命してしまうとされる。
そのため同族間での争いの際にも角を直接ぶつけ合うようなことはせず、角で地面をえぐって土をかけることにより相手の戦意を削ごうとする。
この角は力強さの象徴であり、メスの個体へのアピールとしての役割がある。
また、長距離を移動する時などはこの角を使って地面を掘り、地中を潜行することもある。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1484423304622460929?s=19
卵生で、産まれた直後の全長は1〜2mほど。幼体はメスを中心とした群れに守られて生活する。





産まれた頃の尻尾は歪な形状をしているものの、成長と共に幾度となく地面に叩き付けられる事で徐々に形を球形に整えていくという。
腸内で木を分解できるようになるまでは、落ちている実やキノコ、成体の排泄物などから栄養を摂取する。
ある程度育つとオスは群れから離れ、単独で旅に出る。ユクモ村近辺で確認されるのはこのオスとされる。
・食性
草食性。
主食である倒木や立ち枯れた木を見た目や匂いで見分け、立ち枯れたものは尻尾で打ち倒して食べる。
特にタンパク源となる昆虫が巣食う朽木を好み、捕食した昆虫に含まれる酵素を吸収することで植物の消化を助けている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1484353983279861760?s=19
胃は4つあり、反芻することで効率的に消化、吸収を行う。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1633044548061642752?s=19





・危険度、戦闘能力
草食性で攻撃性は低いが縄張り意識は強く、近付く者に対しては積極的に排除を試みるうえ、 一度暴れ出せば河川を氾濫させてしまうほどの被害を齎し、ギルドでは危険性の高いモンスターとして認識している。
縄張りの侵入者に対してはまず咆哮による威嚇を行い、それでも相手が退かない場合は尻尾を武器として振るい始める。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1484357024930418691?s=19


尾甲が幾重にも折り重なって形成された先端部は凄まじい重量があり、打ち下ろす度に大地を砕き割るほどの威力を持つ。





特に後脚を軸に身体を回転させ、遠心力によって伸長した尻尾で周囲を薙ぎ倒す『大回転攻撃』はドボルベルクを代表する大技であり、その尻尾の届く範囲は瞬く間に竜巻が通り過ぎたかのような荒地と化す。
その攻撃は甲殻の刃が裂き、尾骨が粉砕する斬打一体の一撃を成す。



さらにはこの大回転や尻尾を振り抜く際の遠心力を利用する事で自らの巨体を投げ飛ばすようにして宙を舞い、外敵を叩き潰す技を持つ。
ドボルベルクの巨体が宙を舞う様は圧巻であるが、まともに喰らえば到底意識を正常に保つことはできない。




興奮すると背中のコブに蓄えたの脂肪を急速に燃焼させてエネルギーを補給し、その巨体に見合わない激しい動きで怒涛の猛攻を仕掛けてくる。
その際は急速に脂肪を燃焼することでコブから蒸気が吹き上がると共に汗のようなものを出して体温を下げる様子が見られ、それによって興奮状態のドボルベルクを見分けるのは容易。
獣竜種の中でも屈指の巨体とタフネスを持ち、ギルドでは危険度を轟竜や角竜に匹敵するものとしている。





・利用
甲殻には稀に「ドボルトリュフ」と呼ばれる美味なキノコが生える事があり、大変希少な食材としてモガの村では特産品として扱われている。
また、背中のコブも濃厚な旨味が凝縮されており、こちらも食材としての需要がある。
また、コブは脂肪のついた厚皮を加工することで丈夫でしなやかな武具素材にもなる。
並のモンスターでは傷つけることもできない程の、桁違いの頑丈さを誇る甲殻を用いた装備はその重量に見合った力を必要とし、並の人間では歩くことはおろか立ち上がることすら不可能であり、屈強な狩人のみが扱うことができる。
その設計も装備の重量に耐えうる高い筋力を前提に設計されており、頑強さを追求した職人技哲学の結晶とされる。
ドボルベルクの中でも特に危険な個体から手に入る貴重な素材を利用して作られた防具は肩や頭部にドボルベルクの角をあしらわれ、力強さと攻撃性を表している。
また胴や腰に大きなリベット状のパーツが付いたり、防具の至る所にも小さなリベット状のパーツが付けられていて特徴的である
巨木をなぎ倒すドボルベルクの精神が宿るためか、この防具を身に着けたものは驚異的な破壊の力を得るという。
頑強なコブの甲殻を代表とするドボルベルクの素材全身を固めているため、 身を守ることに必要十分な能力があることは言うまでも無いだろう。
ドボルベルクの素材を用いた武器は、 角やコブ、 尾といった素材を活かしたものが目立つ。また、片手剣とランスのように盾を備えている武器では、 ドボルベルク譲りの打たれ強さを得られる作りとなっている。
・ソース
MH3G
MHXX
モンスターハンターポータブル3rd モンスター生態図鑑 Ⅲ ドボルベルク
https://s.famitsu.com/news/201108/08048146.html?s=09