秋津蛉のモンスターリスト

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海竜種の書 氷人魚竜 イソネミクニ亜種

2024-03-06 21:34:09 | 海竜種










「氷人魚竜」
イソネミクニ亜種
Aurora Somnacanth
海竜種
海竜目 海竜亜目 人魚竜下目 イソネミクニ科
全長約1359.59〜1931.25cm
全高約617.27cm





・狩猟地
寒冷群島、城塞高地
・概要、特徴
冷たい海域の沿岸部に位置する寒冷地に生息する、人魚竜イソネミクニの亜種。
軌跡に舞う氷が光に照らされ、幻想的に輝く様子から別名を「氷人魚竜」 という。
全身から著しい低温を放出しており、その冷気によって自身の周囲を凍らせる。
雪花を思わせる柄が美しい純色の髪ヒレには冷気によって霜がついており、頭部を隠す幕になっている他、興奮に伴って全体がオーロラのように輝く。
通常種から変質を遂げた鱗も表面に冷気を纏っており、 風に吹かれると微かに粉雪が舞う。
鱗が変質して硬化した甲殻は鱗よりも堅固で、著しい冷気で芯まで凍っている。
通常種と異なり、口や喉元のエラからは眠り粉ではなく強力な冷気を放出する能力を持つ。






・生態
自身が放つ冷気によって氷盤と化した縄張りで身体を滑らせて移動し、獲物に対して回り込んでは反応を誘い、疲労困憊に追い込む立ち回りを得意としている。
その生態から生息圏は寒冷地に限られるために外敵は少ないが、縄張りに踏み入った者に対しては容赦しない。
特に冷気を乱す炎熱を嫌う傾向があり、傘鳥アケノシルムを執拗に追い回したとの報告がある。
自身が放つ冷気によって氷盤と化した縄張りを自由自在に滑走し、獲物を追い詰める。
通常種は咽喉から噴出する眠り粉が特徴であったが、 亜種は氷塊や冷気のブレス等による獲物への直接的な攻撃を好む。
発見例は寒冷群島と城塞高地の一部で通常種よりも限定的となっていることから、 主に水中、水上を生息圏とするイソネミクニから、特に寒冷地での氷上における生存に適した個体へ派生したものと考えられる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1571701550078394370?s=19
通常種同様に髪ヒレを鉤爪で梳くようにして身繕いをする行動が観察されるが、これも通常種では必ず水上で行っていたのに対して亜種では必ず陸上で行うなど、生態には差異が見られる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1571693772521738240?s=19
さらに、通常種は浅い水域を移動する際には背泳ぎで周囲を警戒しながら遊泳する様子が観察されていたが、本亜種はそもそも浅い水域を遊泳する様子自体が観察された事がなく、通常種と比較して陸上に強く適応しているものと推測される。

それでも完全に陸上だけで生活する訳では無いようで、海でアイルーが本亜種を釣り上げたという例もある。
なお、寒冷群島では通常種同様に縄張りで歌うように鳴いている姿が目撃されているが、そのメロディは通常種の歌に酷似しているものの、音程に差異が認められる亜種独自のものである。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1571694933127626754?s=19
・食性
肉食性。
通常種同様にサシミウオを主に食べるが、陸上で小型モンスター捕食する様子も確認されている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1571696425297383425?s=19
・危険度、戦闘能力
通常種は様々な性質を持つ二枚貝類を用いた攻撃方法を持っていたが、イソネミクニ亜種にはそうした生態は確認されておらず、縄張りに侵入してきた外敵との戦闘では冷気を放出する氷ブレスや、華麗な体術から繰り出す肉弾戦が主体。
https://twitter.com/MH_Rise_JP/status/1528207329455669248?s=19









水棲の海竜種でありながら、このように陸上でも俊敏に「泳ぐ」事ができるのは、自身が放出する冷気によって地面を凍らせ、その上を滑るようにして移動しているため。
この移動方法を応用し、髪ヒレや尻尾を身体ごと振り回すことで豪快且つ痛烈な攻撃を繰り出す。
通常種同様に髪ヒレは振り回すことで棘を射出する性質を持つが、この棘も鋭利な霜に覆われており、命中した相手を傷口から凍傷に陥れる凶器である。
戦闘で興奮すると髪ヒレはオーロラを思わせる紺と紫の入り交じる美しい色に輝くが、その美しさに見惚れれば骨の髄まで氷漬けにされた上で鋭い一撃の餌食となるのは必至だろう。



特に粉雪を振りまき、そして特殊な咆哮を合図に広範囲に冷気の爆発が次々と発生していく冷気拡散大炸裂は、イソネミクニ亜種の繰り出す技の中でも最も強力かつ広範囲に渡って冷気が炸裂する大技である。
これらのことから、ギルドでは危険性は氷牙竜と同程度と判断しており、狩猟には厳しい制限が設けられている。






・利用
イソネミクニ亜種の素材は霜を纏って凍りついており、その性質から凍殻、凍鱗と呼ばれる。それらの素材を用いた装備は凍ると鉄よりも硬くなるヒレ、凍てつく鱗などを加工して作られ、冷気を遮断し、吹雪の中でも寒さを感じず活動できる。
更に攻撃を受けた際の衝撃に反応して凍りついて硬化する稀有な特性を持ち、純氷より硬く衝撃を受け流す性質から防御性能は極めて高い。
https://twitter.com/MH_Rise_JP/status/1529010562503524353?s=19
氷人魚竜の素材を用いた武器は吹雪の夜に現れるとされる悪鬼の腕や異形の面を模しており、一部ではその武器を構えると微かな叫び声が聞こえ、所有者の心をも凍てつかせるとも伝えられている。
・ソース
MHR:S
HAUNTING OF THE SUN モンスターハンターライズ:サンブレイク 公式設定資料集