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ニホンジカの食害で「お花畑」に危機 南アルプス北部(朝日新聞)

2007-05-22 05:24:02 | 地球環境問題
http://www.asahi.com/national/update/0522/TKY200705210342.html

「長野、山梨、静岡各県にまたがる南アルプス北部の標高1500~3000メートルの亜高山・高山帯に咲く多様な高山植物が、ニホンジカの食害で壊滅し、危機的な状況にあることが21日、林野庁中部森林管理局(長野市)が発表した調査報告書でわかった。」

このような問題は、何を最優先して保護するのかが問題である。
高山植物を最優先すれば、ニホンジカを駆除する必要がある。
地域住民の畑を最優先すれば、今と同じようにニホンシカの駆除が必要だ。
ニホンジカにとっては生きるか、死ぬかの問題なので、亜高山、高山帯に移動しても食料確保する必要がある。

ニホンジカも高山の植物を食べつくした後は、また地域住民の畑を荒らす事になるだろう。

人間と高山植物とニホンシカにとっての 最良の方法は何があるのか?
以前、シカの数は冬場雪が多いかどうかで変わるという話を聞いた。
大雪の年が続くとシカの数は少なくなる。
逆に、今食害が問題になるほど数が増えているということだろう。
地球温暖化の影響が出ているのか?

シカの生育数について調査研究を行っている人もいるが、今の生態系に対する影響を科学的に算出して、そのデータを基に適正な数を維持する事が現実的な方法かと思う。

生態系はもともと、あるバランスを維持してきた。
ニホンシカが増えた原因もある。
自然界では一時的に増えてもまた、数が減少する事もある。
極端に減少すれば保護の必要性が出てくる。
自然界のバランスは難しい、しかしそのバランスを崩しているのが
人間だというのも現実の姿だ。





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