『トヨタ自動車は26日、「世界最高の燃費」をうたう小型ハイブリッド車(HV)「アクア」を発売した。 政府のエコカー補助金制度の復活もあり、燃費を巡る各社の競争はさらに加速しそうだ。 トヨタによると、アクアはガソリン1リットルで35・4キロ・メートル(新燃費測定基準のJC08モード)走れる。従来最高だったHV「プリウス」の32・6キロを約1割上回る。開発責任者の小木曽聡チーフエンジニアは記者会見で、「次の10年を見据えた小型車だ」と強調した。 アクアはトヨタ初の小型HVだ。エンジンやモーターを新開発し、HVシステムは大きさ、重さともプリウスより約2割小型化した。全長もプリウスより短く、最低価格は169万円とプリウス(217万円)より約2割安い。発売前にすでに6万台の予約があり、納期は約4か月先という。』
アメリカでは「プリウスC」と呼ぶらしい。ハイブリッド車も今や国産新車売り上げのトップを独占している。燃費が通常の車の1/2~1/3であり、燃料効率からすればよいことばかりだ。地球温暖化や化石燃料の資源枯渇の問題もあり、本格的にエコカーの時代に突入している。