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時論公論 「ガソリン再値上げの影響は」(NHK)

2008-05-04 07:46:57 | 地球環境問題
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/8582.html#more

『海外のガソリン価格と、そのうちの税金の水準を見てみますと、アメリカを除く多くの国が、日本より高い税率を設定しています。環境への配慮のため、税率を高くして車の利用を抑えようという政策をとっているからです。日本でも、道路をつくるためでなく、車の利用を抑えるための環境税として、課税すべきだという意見もでています。洞爺湖サミットで環境問題が議論されるのを控えて、今後、何の目的で税をかけるのかを含め、どの水準にするのか、あらためて議論することが必要ではないでしょうか。』

ガソリン価格は安方が良いのは明らかですが、同時に税の使い方、環境対策の実現などの問題と同時に議論すべきです。税がどのように使われるのかは常に関心を持っていたい問題です。

『スターン・レビューは、元世界銀行チーフ・エコノミストのニコラス・スターン博士がイギリス財務省の依頼を受け、地球温暖化が世界の経済に与える影響を試算した報告書です。 2006年11月に発表され、温暖化の経済への影響を包括的にとらえた世界初の報告書となりました。
この報告書は、このまま温暖化対策をせず、CO2が増加していった場合、世界経済がこうむる損失は世界のGDPの最大20%、そのスケールは「世界大戦並み」になると予測しています。そして世界各国が協力して排出削減をすればそのための支出は世界GDPの1%で済むという試算結果を出しました。』http://www.nhk.or.jp/eco2008/reference/ref_09.html

日本のGDPの1%を地球温暖化対策に使用することを、洞爺湖サミットで宣言するのもインパクトがあってよいのではないでしょうか?



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