熱血通信

日々の出来事を思いのままに…

文警県内調査

2007-11-13 22:08:59 | Weblog
昨日、文教警察常任委員会の県内調査が行われ、前橋市にある
県警機動隊と県警察学校へ赴きました。

群馬県警察機動隊は、昭和29年の新警察法施行に伴い、県警本部
警備部内に発足。現在、隊長以下38名体制で警備諸活動にあたって
います。平均年齢は、29歳と若くレンジャー部隊、爆発物処理部隊
等を中心に隊員の訓練の様子や装備資機材などを視察しました。
そのほか、「集団不法事案」から「皇族や用心の警護」まで多岐に
わたる機動隊の活動状況や、危険任務完遂のための訓練などについて
説明を受けました。
台風や地震災害時などにおいて、県民の生活を守るために活動され
る機動隊の皆さんが、日々の訓練で培った技能を、不測の事態に十分
発揮されますことを期待したいと思います。

群馬県警察学校は、明治19年に巡査教習所として設置、その後改称し
昭和27年から現在地に移転し今に至っています。
ここでは、警察官としての必要知識・技能習得を目的とした教育訓練
がなされ、現在125名の初任科生が在校。
警察官における治安対策は重要であり、それを担う警察官の基礎・
基本を教育することは、安心・安全な社会づくりの基盤になると思い
ますので、明日の群馬県の治安を守るために、熱い思いを持った優秀な
警察官が育成されることを願っています。

昼食も警察学校食堂で、初任科生とともにいただきましたが、「いただ
きます」「ごちそうさま」をテーブルごとにおこなう挨拶は、子ども
たちに見せたいような規律あるもので、私たち常任委員も負けじと
普段よりがんばりました。給食は美味しかったです。 

また、調査終了後には場所を変えて懇親会が催されました。
文教警察関係において一同に会し、懇談をするということは初めてで、
常任委員会の7名、教育委員会は内山教育長をはじめとした16名、警察
本部は折田警察本部長をはじめとした17名が6つの円卓にそれぞれ分かれ
意見交換をしました。我々委員は、ホスト役として潤滑油の役割を果たし
ました。

身近なところで…H16年の刑法犯認知数は42,000件、H18年は32,000件と
減少したものの、人口千人あたり約16件で全国12位で高止まりとのこと。
また、刑法犯の約8割は窃盗(泥棒)であり、そのうちの18%(約2割)が
自転車盗とのことでした。
自転車利用の大半が中学生・高校生であり、教育委員会の管轄となって
います。教育委員会と警察本部が連帯し対策を講じることにより、自転
車盗が減少し、刑法犯認知件数も減り、より安心な群馬県を作る一つの
要因になると思います。

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