熱血通信

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H21.2月一般質問⑤

2009-03-05 22:27:16 | Weblog
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4.児童・生徒の携帯電話について
 ①小・中・高校生の携帯電話の利用について
  先月、文部科学省から全国の小中学校に対して、学校への
  携帯電話の持ち込み原則禁止という通知が出ました。
  昨年12月時点で公立小学校=94%、公立中学校=99%が
  持ち込みを禁止しておりました。
  そこで、県内の小・中・高校生の利用実態と、有害情報から
  守るためのフィルタリング機能の利用実態について、教育長
  にお伺いいたしました。
          ↓
  H21.2月に県内61校を抽出し、小学校5年生と中学校2年生
  の計1,800人を対象に調査を行い、
   所持率…小5=29%、中2=51%
   1日1時間以上利用…小5=14%、中2=34%
   フィルタリング利用不十分…小5=24%、中2=35%
  尚、高校生の携帯電話所持率=95%(H19)、フィルタリング
  利用状況については把握していないというご答弁でした。

  NTTドコモでは、1・2・3月と全国の18歳未満の利用者に対し
  て3回に分けてフィルタリングをかけたところ翌月「携帯が使
  えなくなったと子供が言っている」と親が解除に来た方が大勢
  いるということでした。『使えない』ではないことを親が理解
  していなためにフィルタリングを解除してしまうということな
  のです。
  また、高校2年生の4分の3は携帯電話の契約者が親である
  ため、購入時にフィルタリング設定ができないなど電話
  会社も苦慮している様子でした。

  文部科学省の調査では、小6=60%、中2=40%、高2=15%
  がフィルタリングされているという結果も出ています。
  子どもたちが携帯電話などの通信機器でで得る有害情報に
  ついて大人である私たちがきちんと理解し、子供たちを守る
  手だてを考えていくことが必要です。


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