駅伝

雄たけびをあげてゴールする姿を見せた山の神。
往路を走り抜けた大学生ランナー達の中で、『山の神』
と言われ続けた東洋大の柏原選手。
様々なプレッシャーがあったと思われるが4年生となった
彼の有終の美がそこに見えた。
往路復路と完全優勝を果たした勇者たちが宙を舞っている。
昨日今日と大学駅伝を観戦していた人は、ただただ彼らの
断トツの強さに驚きと敬意を表したことだろう。

万全の状態でこの日を迎えることが出来なかった人や、
10人のメンバーに漏れて裏方に徹した部員達など一人一人に
たくさんのドラマがあったと思う。

東北地方出身の選手たちが登場すると母校では無いのだが、
思わず「頑張って明るいニュースを東北に届けて欲しい」と
願っていた。
彼らの全力の力走に心を熱くして励まされた方たちが沢山
いると思う。

今年で引退する4年生の中には、元『山の神』と呼ばれた
トヨタ自動車の今井選手の様に、来年は場所を上州に変え、
再び私たちに力走を見せてくれるのではないかと期待している。

若いってすごいパワーがあるな～と感じつつ、私も負けずに
２０１２年を駆けるぞ!