熱血通信

日々の出来事を思いのままに…

H22.9月一般質問⑤

2010-10-05 22:32:38 | Weblog
続きです

5.上毛学舎と東京事務所職員公舎について
(1)上毛学舎の今後のあり方について
上毛学舎の今後のあり方について早急に結論を出すべきと
思うがどうか。
   ↓
教育長答弁;
現在、上毛学舎の抱えている問題点や課題
・男子寮であり東京近郊の大学生等しか利用できない。
・施設が老朽化している。
・土地が低利用な状況である。
・入寮希望に対して量的に十分応えられない。
・管理運営母体として群馬県育英会をどうするか未定である。
検討視点
・土地の有効活用や処分のあり方。
・大学生向け修学支援のあり方。
・施設改修または建て替えとその事業手法のあり方と実現可能性。
以上を考慮しできるだけ早い時期に結論をまとめたい。

(2)東京事務所職員公舎について
東京事務所職員公舎の家賃について見直すべきと考えるがそうか。
   ↓
総務部長答弁;
職員公舎は人事異動により東京事務所や派遣研修などで各省庁等に
勤務する職員が入居。
限られた期間の住宅確保、県内の自宅または借家を保持したままの
二重生活による経済負担の軽減を図るために設置。
利用料については、群馬県公社管理規則の公舎利用料算定基準により
算定。平米単価は地域に関係なく一律。
指摘のとおり、地域に関係なく同一単価による算定には検討余地が
あり、東京事務所だけでなく来年度をめどに見直しを進めたい。


上毛学舎には、住民税非課税の家庭環境や経済的に困窮している
世帯の子どもたちが多く入居している傾向にあります。
小田急線千歳船橋駅から徒歩数分という好立地にある学舎は、4.5畳で
風呂なし月2万円。同敷地内にある職員公舎は、3LDKで月約1万7千円。
確かに2重生活を余儀なくされた職員への負担を考える必要はあります。
しかし、地域手当も出ている職員の住まいと同敷地内にある学舎との
住居の差を見た時、県民感情からすれば違和感があるのも事実です。

生かし切れていない広い敷地の有効利用や男子寮のみという現状も
考慮し、1日も早く見直しを進めることが、勉学を志す本県学生の
手助けになるのだと考えます。