熱血通信

日々の出来事を思いのままに…

地元の偉人

2008-12-03 22:18:16 | Weblog
12月3日は、地元の偉人である岡上景能公の321回目
の命日にあたります。

そして生前の偉業を後世に伝えるべく、毎年命日になると
岡上景能公顕彰祭を催しています。

景能公の残した業績の中で、私たちに最も身近に知られて
いるのが、地元に農業用水として今も残る岡登用水だと思
います。

景能公は、江戸時代に足尾銅山の代官として赴任してきま
した。着任後、間もなく足尾から利根川の渡船場まで銅を
運ぶ「あかがね街道」を整備しました。

足尾から沢入、沢入から花輪、花輪から大間々とそれぞれ
10キロくらいのところに中継地として宿場をつくり、銅蔵
をおきました。

ところが大間々の次は、笠懸野という荒野がつづき、次の
平塚まで22キロも宿場がなく、笠懸野に新たな宿場が必要
でした。

このようなことから、岡登用水を掘り、水を引いた最大の
目的は宿場で使うための用水だったといわれております。