熱血通信

日々の出来事を思いのままに…

県外調査

2008-10-17 23:03:19 | Weblog
10月15日~17日までの3日間、私の所属する厚生文化
常任委員会の県外調査で長崎県と熊本県に行ってきました。

長崎県の大村市にある大村椿の森学園では、情緒障害児短期
治療施設として情緒障害を有する児童を入所させ、心理療法
や生活指導、学習指導などを通じて情緒障害を治療しており
ました。
地元のみどり市にも「青い鳥ぐんま」があり、先進事例とし
て大変参考になりました。

つづいて、長崎市にある長崎歴史文化博物館では、県と市が
行政の垣根を越えて予算を負担し合い、運営は指定管理者に
委託し、民間ならではの発想で企画展や集客イベント等を行
っており、文化施設の先進事例として参考になりました。

雲仙市にあるコロニー雲仙では、地域に密着した福祉施設と
して、生活支援、就労支援、在宅支援、職業能力開発などを
行っており、これまでの入所型の施設から施設利用者の視点
に立った施設へと移行を図っており、まさに先進事例でした。

熊本県山鹿市の八千代座は、芝居小屋として国指定の重要
文化財登録を受け、地域に根ざした活動を行っており、
八千代座を核としたまちづくりに重点を置きながら、観光と
いう観点からも積極的に取り組んでいました。
地元の大間々町には、「ながめ余興場」があり、全国芝居小
屋サミットなどで山鹿市とも交流があるそうです。
説明の担当者からながめ余興場という言葉が何度も出て来て、
親近感が湧きました。

こうした先進事例をどのように加工して群馬県やみどり市の
発展に役立てるかが今後の課題です。