あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

桜ハウス(藤堂志津子著)

2007年01月26日 | 
よしもとばななの『王国』を図書室で借りてきて読んでいたの。3巻で完結なんだけど、3巻だけその図書室にはないって言うんだよね~。なんだそりゃ~!!!ちゃんと3冊揃えてくれ~!!!

そんなわけで、装丁がなんとなくかわいかった『桜ハウス』を手にとってみました。藤堂志津子さんの本を読むのは初めてなのでちょっとドキドキ。

何かに突出しているわけでもないけれど、不安になったりしない、安心して読める本でした。その分ひどく感動もないのだけれど、こういう本を読んでいると心底、今が安定した時間であることを確認させられて、幸せだなぁと本以外のところで心が温かくなるから好きです。

桜ハウスでの人間模様を描いた4つ連作小説。


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