人生黄昏時

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波照間島の祭&祭【1】

2018年06月20日 00時02分24秒 | 日記

  波照間島は、沖縄県八重山郡竹富町波照間

日本最南端に位置する島、沖縄本島から南西約400㎞

石垣島から63㎞、面積12.73k㎡、

人口490人(2017年3月末現在)

 

島に人が住み始めたのは、西表島に次いで

二番目に早く、3700年前頃とされている

 

西側にフカ(富嘉)ムラ・中央部にメーシ(名石)ムラと

メー(前)ムラ・東にニシ(北)ムラ・ペー(南)の

二集落で、五つムラが形成されている

 

波照間は、オヤケ アカ八・長田大主などの

歴史に登場する英雄を排出している

 

1500年に、オヤケ アカ八の乱に敗れ八重山諸島は

琉球国の支配下に入った

 

1637年、宮古諸島・八重山諸島にだけに人頭税が導入された

この過酷な人頭税に耐えかねて、ヤグムラ住民、四十人から五十人が

琉球王府の貢納船を奪い、パイパティローマ(南波照間島)へ

脱島したと云う伝承がある

 

波照間は強い信仰深いことで、よく知られている

島内には、ワー(御嶽)と言う拝所が、各集落にあり

住民はいずれかの、ワー(御嶽)に所属し

 

シカー(神女)もいずれかのワーに所属している

このシカーが全ての祭祀・神事を執り行う

 

波照間島には、始祖伝承、プーリン(豊年祭)、シチ(節祭)

ムシャーマ(盆祭)など、年間四十以上の祭祀があり

継承され大切に守り行われている

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