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沖縄の宗教【26】

2015年10月10日 00時03分52秒 | 日記

 ニライカナイ <2>

ニライカナイは「ニライ」「カナイ」の2文節にわけられ

ニライは根の方という意味と

考える説(伊波普猷説「あまみや考」)が有力である


カナイの解釈には沖縄語に多い韻をとるための

無意味な言葉とする説(伊波説)や

「彼方」を意味する説など諸説ある


谷川健一はニライカナイは根浦

カナイ金浦で金のように堅固な場所の意で

あるという「儀来河内」の漢字が当てられることがある


他界概念の呼称として

「ニライカナイ」という言い方が広く知られているが

ニライの文学的表現でニライのほかにも沖縄の各地によって

ニレ・ニヤニ・ニルヤ・ニラ・ニッジャなど

さまざまなに呼ばれている


また、梵語で「地獄」を意味する「ninaya」と

その音訳字「泥犂」の発音が「ニライ」と類似していること


また、同様に梵語で「消える」を意味する「kanaya」が

「カナイ」であるとしてニライカナイは

「地獄に消える」意だと主張もある

  

    沖縄の宗教1~26は、Wikipediaより転載、引用する。

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