人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

  日々の生活で思った事を記す
  

おもろさうし

2021年02月05日 00時00分16秒 | 日記

  おもろさうし とは 

おもろ(神謡)を集めたもの

 

おもろを読み解くことで古琉球の背景、思想や

古来の信仰や祭祀を知ることが出来る

 

12世紀頃から奄美群島沖縄本島

宮古・八重山諸島の島々村々で謡われ

 

伝承されてきた、歌謡を

 第二王統4代目尚清王(1527~1640年)の

 

1531年から、8代目尚豊王(1621~1640年)の

1623年にかけて琉球王府が収集し編纂した

 

沖縄最古の歌謡集(おもろさうし)で

全22巻収録されている

 

おもろとは「思い(うむい)」の転訛りであり

おもろは神前で謡われた祭祀歌謡だと考えられている

 

「おもろは」は主に平仮名で書かれ

まれに漢字も混ざっている

現在では使われていない

 

沖縄の古語が多く含まれ

難解で最初は何を書かれ

 

何を歌われているのか

専門家も理解できなかった

 

近年になって

解読が進み大部分が理解されるようになっている

 

宗教的神謡が多く祭祀、儀礼の場で謡われたのが中心で

14巻偶数を占めている

 

琉球開闢や天体・王・英雄・神職者・航海者

戦争・風景・築城・天象など謡われている

 

恋歌が少ない事などが特異である

 

短いものは二~四行のものもあり

長いものは四十行のものなどもある

韻文や対句を用いている

 

「おもろ」の謡数は1554首あるが

重複があり実数は1248首ある

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« セジ  | トップ | 久米三十六姓【1】 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kazzdokk)
2021-02-07 22:04:00
娘3人で、長女の夫は沖縄出身です
Unknown (Unknown)
2021-03-21 20:23:08
Akiさん、こんばんわ!
参考まで:
https://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/e4182fabb79808d50dd2796d40dd5b12

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事