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人生黄昏時

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仏教  【4】

2014年11月10日 00時14分36秒 | 日記

  仏教の歴史  (分裂)

ブッタの入滅後、初期仏教は

修行のため出家した者を僧伽(サンガ)と呼ばれた、


共に修行し出家集団を形成していた

ブッタが悟り得た説法(仏典)を集める


第一回の結集が行われた

これを、三蔵の結集うと呼ばれ


仏典はそのころ口伝によって、伝承されていたが

ブッタの説法を 

経・律・論と大きく三つに分類しまとめられた


アショーカ王は仏教を広めるのに尽力し

仏教がインド中に急激に発展をしていった


その頃戒律の解釈の違いで、

出家集団の中に対立が起こり


そのため第二回の結集が行われた

ブッタが入滅後100年めのこと


さらにブッタの入滅200年後教えを再検討するため

第三回の結集が行われたが


教義、戒律の解釈の違いで

保守派の上座部と革新派の大衆部の


二つに大きく分裂(根本分裂)する

この二派は時代とともに多くの部派に分裂する


上座部系11部 大衆部系9部に分かれる

それぞれの分派は独自の聖典有し

この時代の仏教を部派仏教と呼ぶ


口伝によって伝承されていた教えを

文典・経典・典籍を文字によって表記される

これを「論蔵」と言う