goo blog サービス終了のお知らせ 

お散歩猫のキキとヒゲおじさんの日常

ヒゲおじさんは元遊園地の園長で家庭料理人、今は新聞の料理コラムニスト、猫のキキと前橋な毎日と家庭料理をお届けします。

「小学生にお薦めの本」補遺、夏の終わった桃の木川、冷やし中華…

2009-09-05 22:37:20 | ヒゲクマとキキの日記

Dscf1870

<昨日の小学生にお薦めの本、自分が子どものときに読んだ本でないんだね…>

「うん、そうなんだ」

<ヒゲクマはどんな本読んでいたの?>

「創元社版の『世界少年少女文学全集』、親が買ってくれたから」

<幾つくらいの頃?>

「1954年から3年間、50冊の全集だった。ヒゲクマが9歳から11歳のときだよ」

Dscf1867

<どんなのを覚えているの?>

「ルナールの『にんじん』、ケストナーの『飛ぶ教室』、スティーブンスの『宝島』、マロの『家なき子』、ドーデーの『風車小屋だより』や『月曜物語』、トルストイの『イワンのバカ』、『水滸伝』、ジャック・ロンドンの『荒野の叫び』、魯迅の『阿Q正伝』…、いろいろ覚えているよ」

<どうして外国の人の作ったお話ばかりなの?>

「それはね、1945年まで、この国の子どもたちは外国の物語を読ませてもらえなかったんだよ」

<戦争のせい…>

「そうなんだ、戦時下の思想統制で、子どもたちは自由に本を選べなかったんだよ。それで、戦争が終わるとすぐに、こういう本が出版され、ヒゲクマは一生懸命読んだんだ」

Dscf1865

<どうして、自分が子どものときに読んだ本を薦めなかったの?>

「うん、どうしてかな、やっぱ、ヒゲクマが子どもだった時代と今はうんと違うから、同じじゃいけない気がするんだ」

<ふ~ん…>

「今の子どもたち、芥川龍之介の『杜氏春』読むのかな、下村湖人の『次郎物語』喜ぶかな、わかんないんだな…」

   

12日掲載の「ヒゲおじさん厨房に入る」の原稿を仕上げてから、自転車で散歩です。

Dscf2990_2

桃の木川を見に行きました。

やっぱ、川を見ているのはいいですね、なんてことないけど、いいですね。

Dscf2992 Dscf2995

川面では、カルガモが遊んでいます。

川岸の葦の下のほうの葉が枯れ始めていました。

ヨシキリの声が聞こえています。

Dscf2997 Dscf2999

草むらで、茶色の猫に会いました。

葛の花がもうおしまいになりそうです。

夏の終わった桃の木川でした。

   

昨日、來々軒で夕飯してたら、ユキ子さんが「今年は冷やし中華してないね」って言いました。

やった気もするのですが、今夜、冷やし中華を作りました。

Dscf3010

肉味噌、トマト、ゆでたキャベツ、白髪ネギ、ミョウガの酢漬け、5種類の具とタレを用意しました。

とり皿に麺を取って、好みの具を載せ、タレをかけていただきます。

Dscf3006 Dscf3008

キャベツと豚肉の味噌炒め、マーボ春雨も作りました。

ちょいと豪華な、冷やし中華になりました。

   

子どもたちのためのふれあい体験教室「日本舞踊」が始まりました』のウェブページを新設しました。ご覧ください。   

写真はクリックするとポップアップしますよ                               Ccf20080630_00000_2

  

200806072 9月の「ヒゲおじさん厨房に入る」の掲載予定日は、12日と26日です。

  


小学生にお奨めの本、大千円市の和子さん、「なんだかわかんねえ」柑橘、久しぶりの夫婦外食…

2009-09-04 19:51:10 | ヒゲクマとキキの日記

Dscf2439

<ノブとツナさんのお問い合わせにちゃんと答えたほうがいいよ…>、キキからきつい注文です。

一日考えて、4年生以上の小学生にお奨めの本4冊を選びました。

  

『時計は生きていた』 木暮正夫作 1971年

前橋が生んだ偉大な児童文学者が、自分の体験をもとに、前橋大空襲を受けたこのまちに暮らす家族の戦争体験を描いた作品です。

木暮さんが書いた、200冊を越す児童書の中で、最も優れた作品だと思います。

偕成社から出版されたのですが、今は絶版だと思います。

古書店に頼むと手に入ると思います。

「戦争と平和」子ども文学館(日本図書センター刊)の第12巻に収録されていますが、全集てのはね、ほかのんとごっちゃだから…

  

『ぼくがぼくであること』 山中恒作 実業の友社 1969年 その後、岩波少年文庫 2001年

山中恒が渾身の力をこめて子どもの生き方書いた作品です。大人の価値観に左右されない、子どもには子どもの生き方があることを説いています。大人にも読んでほしいな。

実業の友社版は絶版です。

岩波書店のものは、今も刊行されています。

  

『銀河鉄道の夜』 宮沢賢治作

説明は要らないと思います。

問題は、どこの出版社の版で、子どもたちに読んでもらうかですが、よく分かりません。

児童書の専門家に意見を聞くしかないな…

  

Photo

『空飛び猫』 アーシェラ・K・ル=グウィン作、村上春樹訳、S.D.シンドラー絵、講談社刊 1993年
  
「表紙を見たときから、僕はこの本を翻訳しようと決心しました」って村上春樹さんが言ってます。
・ル=グウィンはアメリカの女流作家、あの宮崎駿が、目が覚めたらいつでも読めるようにいつも枕元において寝たって伝説の『ゲド戦記』の作者です。
  
自分の4匹の子猫たちに、どうして翼が生えているのか、ジェーン・タビー母さんにはさっぱりわかりませんでした。
  
ここから、素敵な、本当にほんとうに素敵な猫の物語が始まります。

   

この4冊をお奨めします。

今手元にあるのは、4冊目の『空飛び猫』だけです。

銀河鉄道の夜を除く3冊は、私が大人になってから読んだ本です。

  

Dscf2977

今日から、前橋の中央通り名店街は『大千円市』が始まりました。

午前11時頃の通りの様子、金曜日なのに結構な出足です。

左端の黒服にえんじ色のエプロンの後姿は、『とんかつうどん』で名高いパーラーモモヤの和子さんです。

前からの姿をご覧になりたい方は、コチラをクリックしてください、そうでない方はこのまま進んでください。

Dscf2981

イベントがある時にだけ発売される、パーラーモモヤのヒレカツサンドです。

一個200円、とんかつうどんのと同じヒレカツが2枚はさんであります。

明日、明後日もきっと売り出されると思います。

  

Dscf2979

八百徳で、ミョウガを2kg、1300円で買いました。  

ミョウガは今が一番安いので、梅酢漬けを作ります。

漬け込み液は、梅酢600ccに食酢400ccを加え、砂糖大サジ5杯入れて混ぜ溶かします。

Dscf2982

ミョウガは洗って水分を飛ばしたら、下の切り口のところを小さく落とします。

ここから痛みが始まりますから、切って痛みがないかどうかチェックします。

Dscf2495

あとは、いつも通り、ポリ袋に漬け液と一緒に詰めて、空気をしっかり抜いてゴムバンドで封をします。

  

Dscf2983

午後は「ヒゲおじさん厨房に入る」のレシピ作りと原稿書きしてました。

夕方に帰ってきたユキ子さんと談合が成立して、外食することになりました。

広瀬川近くの旭パーキングの縁側猫にご挨拶して、平和町の横地眼科でユキ子さんが用足しです。

Dscf2984 Dscf2985

横地眼科の玄関先では、藤の花が狂い咲きしていました。

お庭に真っ青な柑橘の実がぶら下がっていて、橙みたいに見えるんです。

それで、受付の人にそっと「お庭の実のなっている柑橘は橙ですか」って尋ねました。

すると、奥の0診察室にいる横地先生のところに聞きにいっちゃいました。

「ええ、なんだかわかんねえんだよ!」受付の外まで先生の大声が届きました。

「おい、12月20日過ぎに一個もらって来いよ、そうすれば分かるから」、ユキ子さんに耳打ちしました。

  

Dscf2987

才川通りで猫に出会って、夕食会場に到着です。

Dscf2478 Dscf2477

はい、夕食会場は來々軒支店です。

ユキ子さんはラーメンと餃子、ヒゲクマはレバニラ炒めと餃子と清酒2杯です。

食べ終えて、お勘定をしに行ったら、ご主人はお孫さん抱っこしてフニョフニョ顔になってます。

「飽きないんですよ、孫は…」だってさ、いいな、いいな…

   

Dscf2989

帰り道、電気の消えた「みちした」のガラス戸の中から、ハナちゃんがこっちを見てました。

  

子どもたちのためのふれあい体験教室「日本舞踊」が始まりました』のウェブページを新設しました。ご覧ください。   

写真はクリックするとポップアップしますよ                               Ccf20080630_00000_2

  

200806072 9月の「ヒゲおじさん厨房に入る」の掲載予定日は、12日と26日です。

  


剪定枝片付けて、いざ中之条ビエンナーレへ、そして中之条で…

2009-09-04 08:21:11 | ヒゲクマとキキの日記

Dscf2856 Dscf2857 Dscf2858

昨日の朝は、選定枝の片付けから始まりました。

片付いたら、早速近所の猫が点検に来ました。

「どう、これでいいかな?」

<これなら、ゴミの収集車がもってってくれると思うよ>だってさ。

   

Dscf2861 Dscf2865

朝飯を食べて、中之条に出かけようとしたら、キキが邪魔をします。

玄関に通じる引き戸の前で座り込みです。

排除して、表に出ると、引き戸のガラス越しにこっちを見ていました。

<今日は、行かないほうがいいと思うよ>、まだ言ってます。

  

Dscf2866 Dscf2877

今日は電車、吾妻線に乗って中之条まで行きました。

中之条駅前の食堂三軒、おもちゃの建物みたいです。

ここから、役場近くの旧佐鳥呉服店をめざして歩きました。

   

Dscf2889 Dscf2890

旧佐鳥呉服店に着きました。

前に立って、「ウ ウゥ~…」

な、なんと中之条ビエンナーレは木曜日が定休だって…

このために、わざわざ朝飯前に剪定枝を片づけて、電車に揺られて来たってのに…

<今日は、行かないほうがいいと思うよ>、キキの奴は定休日を知っていたのか!

  

でもせっかく来たんで、役場に寄って、公式ガイドブックを買いました。

不憫に思ったのか、「見られるところもありますよ…」係りの人が小声でささやいてくれました。

  

Dscf2900 Dscf2898

これがその一つ、「裏町空き家」、安藤克也の作品です。

中之条ビエンナーレは、街の中のあちこちの自然や人工物の中に、その空間の中でなければ生み出せない作品をアーチストが作りだすイベントです。

  

Dscf2904_2 Dscf2905 Dscf2906

こちらは中田木材の製材所、公道から覗けるものを見ていました。

左から、 大石真央、伊藤知宏、平島タクミの作品です。

門の前まで行ったら、中田木材のおかみさんと思しき女性が門を開いて招じ入れてくれました。

Dscf2908 Dscf2910 Dscf2914

そして、親切に作品を案内してくれました。

左から、東城信之介、松尾大介、北野アカネの作品です。

Dscf2916

「これ、すごいですね、いいですね…」

「作家の皆さんも、皆さんそういうんですよ、どこがいいのかしら、汚いだけ…」とおかみさん。

これは、作品ではありません。

製材所の一角にある建物の一部を除却したあとの壁面です。

赤瀬川原平言うところの「超芸術・トマソン」です。

Dscf2917

中田木材さん、お休みの日なのにありがとうございました。

写真は、お礼を言ってお別れした後、外から見たあの壁面を持つ建物です。

外から見ても、ただものではありませんでした。

  

Dscf2922

お昼は伊勢町の「さいか亭」というお店でビールを飲みました。

つまみは、写真の「そば蒲焼」です。

そばがき(蕎麦掻)を海苔の上に伸ばして、タレを付けて焼いてあります。

  

Dscf2880_2 Dscf2888_2 Dscf2903_2

あとは、中之条のおまちを散歩です。

左から、料亭金幸、町田家、山崎会計、この町の古い民家はなかなかのものです。

Dscf2892 Dscf2918 Dscf2944

路地だって、相当なもの。

屋並をちょいと外れると深山の小径になります。

Dscf2930 Dscf2926 Dscf2934

花も蝶も生き生き。

崖に枝垂れた萩なんて最高です。

Dscf2884

猫にも会いました。

猫は、中之条とはいえ、普通の猫でした。

Dscf2946 Dscf2950 Dscf2893   

木の実もいっぱいです。

左端の山椒の実の写真を撮っていたら、後ろから声をかけられました。

「何か珍しいものでもありましたか?」自転車にまたがった若いお母さんです。

「いいえ、山椒ですから珍しくないのですが、あまりに見事に色付いているので…」

ちょっとお話して、「ヒゲおじさん厨房に入る」の宣伝しちゃいました。

  

Dscf2949

面白い名前のバス停を見つけたりして歩いていたら、結局こんなとこまで来ちゃいました。

Dscf2966

中之条駅から一つ渋川よりの市城駅です。

Dscf2964 Dscf2956 Dscf2958

お向かいは山、横手から裏は田んぼです。

稲穂が、もう頭を垂れていました。

Dscf2970 Dscf2968 

待合室には、先客がいました。

あんまし歓迎の雰囲気でないので、私は外で電車を待ちました。

Dscf2974

1時間に1本の電車が来ました。

この電車で帰ってきました。

  

定休日だった中之条ビエンナーレは、あらためて来週訪問します。

  

子どもたちのためのふれあい体験教室「日本舞踊」が始まりました』のウェブページを新設しました。ご覧ください。   

写真はクリックするとポップアップしますよ                               Ccf20080630_00000_2

  

200806072 9月の「ヒゲおじさん厨房に入る」の掲載予定日は、12日と26日です。


ウォーキングバス、チャドクガ退治、ヤギカフェでお昼、サワラの味噌漬け、トビウオのフライ…

2009-09-02 22:21:46 | ヒゲクマとキキの日記

Dscf2801

今朝は、馬場川のヤブマオに会ってきてから、組長さんの仕事、9月の1回目の広報と回覧の配布です。

回覧も「第17回城東地区市民運動会 9月6日」が一番上、秋ですね。

Dscf2802 コチラは、地元の城東小学校からの回覧です。

左が、「9月のウォーキングバスの予定表」です。

子どもたちの下校時間が細かく知らされてきます。

これにあわせて、地域の皆さんが、パトロールしたり、声かけをしたり…

どこの町でも、月の初めの回覧に入っていると思うんです。

子どもたちのために、できることをしてあげてくださいな。

   

朝ごはん済ませて、「今日は中之条へいってくるよ」って、仕度をしました。

「駅まで送るよ」って、ユキ子さんが車を出しに行きました。

そこで、「ぎゃあ~! 毛虫、イラガだ!」って叫び声。

早速見に行って、「中之条はあと、虫退治するよ」ってことになりました。

  

虫のついていたのはツバキ、虫は、イラガでなくてチャドクガでした。

完全装備に着替えて、まずはよく観察、6箇所にチャドクガがの幼虫がかたまっていました。

そこで、虫退治第一段階、椿の木全体に殺虫剤を軽く噴霧します。

成虫がいれば、飛び出してくれるはず、チャドクガは成虫も毒を持っているので成虫の有無をしっかり確かめなくてはなりません。

  

次は第2段階、成虫を始末してから、幼虫が集まっている枝を切り取って、殺虫剤をかけます。

チャドクガの幼虫は、数十匹が頭を揃え同じほうを向いて葉を食べています。

だから、むやみに薬を使わずに、幼虫のついている枝を切り取って始末するほうがうまく行きます。

  

そして、第3段階、まだ卵が残っているかもしれません。

だから、椿の木の枝を大胆に枝下ろしし、剪定してやります。

  

そして、第四段階、木全体に殺虫剤を噴霧して、虫退治の作業が終わります。

   

Dscf2809 Dscf2814_2

左は、選定後の椿の木です。

葉の量からすると、8割近くを剪定・除去しました。

右が、切り落とした枝です。

ついでに、奥にあるカエデの木も剪定しました。

コチラには、心配したイラガの幼虫はいませんでした。

Dscf2812_2

作業が終わったお昼過ぎ、お向かいのIさんが回覧板を戻しに着てくれました。

「うまいじゃないですか、カエデいい感じになりましたね」っておほめの言葉です。

「違うんですよ、虫が出ちゃって…」

「チャドクガですか、大変ですね」

  

Dscf2839

シャワーを浴びてから、お昼を食べに呑龍仲店のヤギカフェに行きました。

ジンライム2杯、カレーライスです。

Dscf2838

これ、ヤギカフェのお店の中です。

今日は、毎日新聞の記者さんにあいました。

「読んでますよ、朝日の」、「ヒゲおじさん厨房に入る」読んでくれてるんだってさ。

  

Dscf2834 Dscf2841

岩神町の養田鮮魚店で買物した帰り道、ふく成の暖簾の下にいつもの猫がいました。

千代田通りを越したところで、白猫に会いました。

  

Dscf2842

大きなサワラ、半身もらってきました。

Dscf2845 Dscf2846 Dscf2847

サワラは、骨を取り除き、食べごろの大きさに切り分けます。

軽く振り塩をして、10分から15分寝かせます。

水洗いして塩を除き、ペーパータオルで水分をふき取ります。

あわせ味噌をまぶして、一切れごとに空気をしっかり抜いてラッピングします。

あわせ味噌は、麦味噌400グラムに味醂200ccの割合で混ぜたものを基本にしています。

つける魚の種類や、使う味噌の味で、加減します。

今日使った味噌は、住吉町(小柳町通り)の丸三味噌店で分けてもらった長崎県産の麦味噌です。

結構辛口の味噌、味醂が少し多めに入りました。

Dscf2848

今日は、ホタテ貝の貝柱も漬け込みました。

2日もすると、出来上がってます。

  

Dscf2844

これはトビウオ、大きな立派なトビウオです。

一尾、分けてもらいました。

Dscf2854

トビウオと野菜のフライです。

この写真で、トビウオ半身、ナス1個、長インゲン2本、ジャガイモ1個、新ショウガ1片です。

同じ量のフライを、揚げる前の状態で、ユキ子さんのご両親のところへお届けしました。

1尾350円のトビウオを、4人で美味しくいただきました。

Dscf2851

コチラは、味噌漬けの副産物、ホタテ貝のヘリと嬬恋のキャベツの酢味噌和えです。

Fさん、キャベツとっても美味しいですよ!

   

今日は、2本の記事をアップしています。

前の「馬場川のヤブマオ(藪苧麻)再見、いいな…」もよろしく!

   

子どもたちのためのふれあい体験教室「日本舞踊」が始まりました』のウェブページを新設しました。ご覧ください。   

写真はクリックするとポップアップしますよ                               Ccf20080630_00000_2

  

200806072 9月の「ヒゲおじさん厨房に入る」の掲載予定日は、12日と26日です。

   


馬場川のヤブマオ(藪苧麻)再見、いいな…

2009-09-02 20:59:16 | ヒゲクマとキキの日記

Dscf2778

8月31日、この写真をアップして、「もし、名前をご存知の方がいたら、教えてくださいな」ってしました。

すぐに、みみみさんが「最初のものは、ヤブマオではないでしょうか」って教えてくれました。

Dscf2820

今朝の、馬場川のヤブマオです。

Dscf2830

みみみさん、この写真の花、ヤブマオの雌花なんですってね。

穂状花序になっているのは雌花、雌雄同株の植物なんですってね。

しかも、雄花がなくても無性生殖で増えることができるんですって。

すごい植物なんですね。

  

Dscf2823 Dscf2824

それで、これも同じヤブマオだと思うのです。

でも、見た目、微妙に違ってます。

葉の感じも、花のつき方も、花穂の形状も…

「イラクサの仲間は生育する場所で姿が変化したり変種も多いようです」、みみみさんのお話です。

同じ馬場川、そんなに離れていない場所で、姿の違うのがいました。

  

そうそう、ヤブマオを漢字だと「藪真麻」とか「藪苧麻」って書くんだそうです。

苧麻ってカラムシのこと、ヤブマオは藪に生えているカラムシってことなんですね。

昔、縄文人はカラムの繊維をとって布をつくっていました。

ヤブマオはカラムシの仲間なんですね。

Dscf2832

これが、ヤブマオの茎です。

なんとなく、真っ直ぐな長い繊維が取れるような気がしますよね。

いろいろ探していたら、福島県の昭和村「カラムシ織の里」の苧引きの記録が見つかりました。

カラムシの茎から、繊維を作るプロセスが、ていねいに記録されています。

縄文時代から伝わる糸引きなんですね…

   

みみみさん、ありがとうございました。

おかげで、この草がとても好きになれました。

  

Dscf2803

家に戻ると、キキはユキ子さんがパル生協に出す注文票造りのお手伝いの真っ最中でした。

Dscf2804 Dscf2805 Dscf2806

あんなしたり、こんなしたりしながら、マークシートが埋まってゆきます。

Dscf2807

<終わったよ、朝ごはんだね>

「うん、朝ごはんだ」

   

子どもたちのためのふれあい体験教室「日本舞踊」が始まりました』のウェブページを新設しました。ご覧ください。   

写真はクリックするとポップアップしますよ                               Ccf20080630_00000_2

  

200806072 9月の「ヒゲおじさん厨房に入る」の掲載予定日は、12日と26日です。