昨日の朝、ユキ子さんに車を出してもらって、上毛電鉄沿いに東へ、桐生市新里町山上(やまがみ)を訪ねました。
途中、赤坂で猫発見、車を止めてもらって、車窓から撮りました。まだ子猫、きっと兄弟です。「猫は階段が好きね…」
訪ねたのは、峰岸精麦所、小麦の製粉とうどん、そば、ひやむぎ等の麺類の製造加工をしています。作っているうどんは「中車(なかぐるま)うどん」、この名前の由来を見に来たんです。
流れている川は鏑木川、この川の水を使って山上には水車小屋が三軒あったんだそうです。峰岸精麦所はその三軒の真ん中にあったので、中の車、「中車」と呼ばれていたんだそうです。
葛の花、水車はキティー台風の水害で壊れてしまい、以後は電気を動力に使った製粉になったという話でした。「水車の写真残ってますか」「いいえ、見たことがないです」とおかみさん。
シロバナツコウソウですね、現在の工場の裏手に水車に水を引き込んだ水路跡が残されていました。「私が嫁いできたときにはもう水車は跡形もなくて…」とおかみさん…
ハギです、新里町郷土資料館を訪ねると「臨時休館」、公民館を訪ねて、「中車」の資料がないか尋ねると、桐生市の新里文化財事務所を紹介されました。
オミナエシですね、文化財事務所にKさんを訪ねると「私、城東町4丁目で生まれ育ったんですよ…」、私のカード見て嬉しそうでした。
これが、文化財事務所に保存されていた「中車」の水車小屋で使われていた石臼です。うすの内径は、約1m、大変に大きな石臼でした。
「中車」がとても大きな水車小屋であったことが分かります。この臼で製粉された小麦でうどんが作られていたんですね…、うどんの故郷の証…
昨日は3日、大蓮寺の弁天さまの縁日「弁天ワッセ」、新里から戻ると大急ぎでお参り、今月7日は華扇会(国立劇場)、16日は茂美会(前橋市民文化会館)、来月は21日は日本舞踊協会群馬県支部舞踊会(前橋市文)と、吉駒と糸駒の仕事が続きます。2人はご用でお参りできないんで、私が代参、守護祈願です。
それから野村たかあきさんの「でくの坊」へ届けものに行ったら、大きく育ったカジノキに赤い実がいっぱい、「大変なのよ…」、おかみさんが嘆いてました。
戻り道、前橋日赤病院裏で、クレーに吊って鮎を風干ししています。大島養魚場、活き鮎を10尾分けてもらいました。
4尾は鱗を包丁でこそいで取り除いて、三枚におろし、内臓と血の気をていねいに洗い取りました。
身は振り塩して30分ほど締めます。中落ちや頭は昆布と一緒に水から弱火でゆっくり煮て、きれいに漉すと、鮎の出汁がとれます。
新里の帰り道で買ったずいき(ヤツガシラの葉柄)です。皮を引いて、ゆでて、甘酢に漬け込みます。
塩で締めた鮎の身は30分~2時間ほど酢で締めます。酢につける時間は好みです。
酢締めの鮎とズイキの酢のものです。昨日のごちそう、おいしいです。
あとは、鮎の出汁でナスの吸い物、それと鮎のフライです。3人で10尾を食べちゃいました。
そうこうしてたら、「キキちゃんに贈り物が届いてる」ってひろ子さんから…
取りに行くと霧島深層水、「キキちゃん、ヒゲおじさんに水のプレゼントです。昼から酒飲まないようにお伝えくださいね!! これから大切なお仕事するんですから…」 ってお手紙付、酒楽亭さんありがとうです。
家に持ち帰って報告しようとしたら、キキはもう寝ていました。
メールでは、「佐藤ジャコメッティ 雄 4月」の写真が届きました。
今日は、ぐんま地域活動連絡協議会(母親クラブの連合体)の講師をつとめます。真面目にやってきます。
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「ヒゲおじさん厨房に入る」、次回は9月8日(土)、朝日新聞群馬県版に掲載予定です。昨日まで、9月1日って書いてましたけど、間違いでしたごめんなさい