まもる

守るとは　

ま　ことの　　
モ　ラルを　　
る　いせきすることだ。

真のモラルの累積とは言動の一致である。言葉は重たい。特に立場の上の人ほど重たいのだ。立場の上の人ほど多くの人に影響を与えるからだ。

人が言うと書いて信じると読む。言ったことを信じるのはその通りに行動してくれると信じているからだ。だから言ったことは守らなければいけない。言ったことを守ることは自分を守ることであり、それが自分を信じることすなわち自信になる。

守ることはリーダーシップをとるうえでとても大切なことだ。大きな仕事を成し遂げるためにはたくさんの人の協力が必要だ。そのためには部下を信頼してまかせることが大事なことだ。

しかし幾ら信頼して貰っても部下は新しいことや大胆なことはなかなか出来るものではない。それは失敗を恐れるからだ。まかせると言っておきながらいざ失敗すると誰がそこまでやれと言ったか常識で考えれば分かるだろうと言われてしまうからだ。つまり大事なところで守ってくれないのだ。だからルール通りのことしかしなくなる。ルール通りということは過去と同じことしかできないということだ。これでは進歩は望めなくなってしまう。