アジュールの自由気ままなブログ

目指すは自由人!日常でいろいろあったことを気ままに語っていきます。

靴下の話

2010-02-20 | 独り言

学生の頃って親の影響が色濃く出るから

どんな環境で育ったのかわかるものです。

社会人になってからは

人格が形成されてわかりにくくなってしまう。

 

小学生のころ

親に買ってもらったジャンパーを着て学校へ行ったら

友達も着てたなんてことは意外とあります。

あれは恥ずかしかったな~。

それと自宅に友達を呼べるところは

温かい家庭なんだろうね。

僕も一度だけ自宅に招いて麻雀したことがあるけど

継母が「うるさい!」と怒鳴って卓ごとひっくり返された。

まるで“巨人の星”状態。

完全にビビる友人・・・

やっぱうちには呼べないな、と思ったものです。

 

少し年上のとても気骨のあるお客さんがいて

家が大変貧しかったそうだ。

穴の開いた靴下を隠していつまでも履いてたと

懐かしそうに話してくれた。

実は僕も全く同じで

学生時代ずっと穴の開いた靴下をいつも履いていた。

見つからないように隠して・・・

うちは貧乏じゃなかったけれど

温かい環境じゃなかったから。

 

結局このお客さんは暴走族に入り、総長になって

その後立派な社長になった。

貧乏だった経験、脱線した経験。

全てにおいて回り道だと思われるこれらが

実は人生で役に立っている。

そんな気がするのだけれど。

 

靴下の話をこの歳でするとはなぁ。

どちらかといえば封印したくなる思い出だけど

なんか親近感を持てた気がしました。

 

 

 

 

 

コメント
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