“気を使う”という言葉があります。
一般的には会社の上司や先輩のような目上の人。
ところが仕事の取引先や接客業となると
年上、年下に関係なく気を使うことが必須になる。
僕には最初、これが難しかった。
仕事を覚えるより
接客のほうが遥かに難しかったと言える。
社会人になるまで人に気を使ったことなど
まったく無かったからね(笑)
接客業という仕事に従事し、何千人もの方々と接してきた。
あくまで勝手な解釈だけど
気を使うという言葉にもいろいろある。
例えば歩み寄ろうとして気を使う場合と
仕事上の付き合いだけで気を使うのとでは
後者が圧倒的に疲れる。
これは友人、知人にも当て嵌まることで
気を使ってどこか疲れを感じるようでは
長く付き合えないんじゃないかというのが僕の自論。
カール・マルクスの資本論に
『人は力関係の圧力の中で生きている』という言葉があります。
これは絶対にあると思う。
仕事でもプライベートでも存在する圧力の海を
上手に泳いでいけたらいいね。