石田明夫の「会津の歴史」

全国的な視野で見た戊辰・会津戦争の歴史です

会津の文化10  歳ノ神

2007年01月16日 | 会津の文化

歳ノ神「賽ノ神」 会津地方

会津古城研究会長 石田 明夫 style="color: #996633;">福島県会津若松市高野町平塚

070116_023 全国的には、「どんど焼き」と言われていますが、会津では「歳の神・サイノカミ」と呼ばれいますが旧暦の大晦日の行事で、本来は「塞ノ神」と表していましたが、今では「歳の神」(本来の意味が無くなってきました)と表記しています。黒い灰を、顔などに他人から塗られると、厄除けになるとされていましたが、今では会津では黒い灰は塗らなくなりました。また、男女二つ(大小)造っていましたが、今では1つだけとなっています。心棒は他の集落や神社などから御神木と称して運び出し、竹や豆殻をいれ、勢い良く音がする(どんどんと音がすることから「どんと焼き」ともいう)ようしました。実施日は、旧暦で実施していましたが、今では新暦となり13日・14日・15日・16日に実施することが多いようです。

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