顔回の一期一会

時の徒然なるままに

静寂

2013-06-01 17:40:55 | 初夏

暖かさを通り越し、暑い位の北国です。

朝からよく晴れ渡り、青空が眩しい~~~

6月最初の、お茶室、外の暑さもなんのその、お部屋は凛としています。

 

お軸、初夏に相応しく、雲悠々水煽々、お筆は明道御老師です。

禅語は、奥深いものがあります。

写真少し斜め、トホホ~~~

 

お花、とても素敵に入れられています。

アケビ、雪笹でクス玉掛け花入れで、水に繋げてあります。

 

 

 

お点前の、進行で床上にもお花が入りました。

オダマキ、ホサキ万作、風車が矢鱈籠に入り、水に繋げてあります。

 

 

 

 

今日のお点前は、お香も聞かせます。

白檀が焚かれました。

仄かに、仄かに聞こえてきます。

 

 

 

 

皆さん楽しみにしている和菓子、練り切りで、蛇籠と銘が付いています。

まったりとした甘さで、お抹茶を戴くのには、ピッタリのお口ざわりです。

 

 

 

 

暑さも感じさせないように、考慮しながらお席を整えます。

それでも、暑いものは暑い、まだまだ修行が足りません。

眼で見、お香を聞き、舌で清涼感を確かめます。

一人一人に心を配り、茶の湯の勉強をします。

平常心をいつも保てたら、と願いつつ日々を過ごしています。