毎日氷点下の冬日が、続いています。
冷凍庫の中にいるような、錯覚を覚えます。
大寒の日の朝、街並みは凛とした寒さの中、
何ともいえない静けさがあります。
この寒さの中、これから始まる一日が不思議???
曇天の日は、時間が過ぎても薄暗くて雪の重たさだけが感じられます。
そんな中、お茶室のお軸は、日々是好日、大徳寺の御老師のお筆であります。
何があっても、泰然自若というところでしょうか。
結び柳は、新芽を出しそうです。
床の間には、白梅がホッコリと咲き始めました。
今一つのお花は、ヤブコウジであります。
せめて、春の先取りです。
外は氷点下、お茶室は春、なんとも贅沢な一時を過ごします。
こうして季節は巡り、また春がおとずれます。
その日を、心待ちにしています。