顔回の一期一会

時の徒然なるままに

盛夏

2015-07-26 08:34:11 | オアシス

今年は例年より早く、台風が何度となく日本列島を、通過しています。

被害にあわれた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

7月も終盤を迎えました。

お茶の世界も、夏本番であります。

まずは、ブドウの葉を使用した葉蓋、緑がいかにも涼しげであります。

 

 

末広籠の受筒に、葉を利用いたします。

蓋置は、カタツムリで夏を演出いたします。

そのほか、水差しに釣瓶を使用いたします。

その時のお茶杓のご銘は、「もらい水」となかなかおしゃれなご銘です。

お花も見ごろで、花入れに魚籠を見立て使いしてみました。

 

 

お菓子は、京都伊織さんの金玉であります。

 

 

金魚が器の中で、ノビノビとは言いませんが、なんとも楽しいお菓子であります。

目で見て、涼しさを感じられるよう工夫がなされます。

忙しさに紛れて、四季を忘れがちな毎日ですが、かろうじてお茶の世界では

時候を大切にいたします。

四季がはっきりとしている、北の国ではそれがまた楽しみでもあります。

まだまだ厳しい暑さが続くことでしょう。

しばし時を忘れて、幽玄世界で遊びましょうか。

 


旅の想い出

2015-07-18 22:23:05 | 喜び

礼文島から帰り、日本最北端の、宗谷岬まで足を延ばしました。

快晴ではありましたが、樺太は見えませんでした。

オホーツクブルーの海は、深い蒼が印象的でした。

 

 

日本海を右手に見ながら、オロロンラインを一路札幌まで向かいます。

小平、留萌等を通りますと、にしん街道の標識があります。

 

 

沢山にしんが取れた頃の番屋が、綺麗に整備されてありました。

中には、大きな親方のお部屋、にしんを担ぐモッコ?、タモ?も陳列されてありました。

 

 

この中で、お食事もできます。

 

礼文島で頂いたウニ丼、今年は不漁で1キロあたり随分と、

お高いようです。

中は二重に、ウニがあります。

とても美味しいウニ丼でした。

 

 

小平の番屋のお店にも、ありました。

沢山の海鮮丼の中から、イクラウニ丼を4人全員で、ニコニコしながらいただきました。

 

 

とにかくどれも美味しくて、何年分かのウニを頂いたようでした。

旅の醍醐味は、景色もさることながら、美味しい土地の物を頂く事にもあります。

同行の友人たちは、疲れも見せずに、楽しい、楽しいの連発でした。

機会があれば又何処かへ出かけてみましょう。

道内であれば、車の移動が便利です。

元気で過ごせる糧にもなります。

この次は、何処かしら~~~~ウフフ。

 

 

 

 

 

 


花の島 礼文 その2

2015-07-11 15:26:05 | オアシス

丁度お天気が良い日に、礼文島へ渡りました。

風が冷たくて、体感温度は低く、カメラを向ける指先が震えていました。

この島は、花の島となっておりますが、名前の解るお花はほんの一握りでした。

センダイハギと、記憶しております。

 

 

沢山のお花が、6月下旬から8月にかけて、咲き乱れます。

自然は、本当に素晴らしいと改めて、実感しました。

パンフレットがありましたが、見当たりませんトホホ~~

 

 

観たことがあるような、無いようなお花です。

 

 

エゾカンゾウにも見えます。

途中の原野には、エゾカンゾウが沢山咲ていました。

 

 

時間をかけてトレッキングをすると、ガイドさんが説明をしてくれます。

時間が限られていましたので、さらりとしか鑑賞できませんでした。

毎年同じ時期に、静かにお花は咲いてくれます。

野の花とはいえ、それぞれがひと夏の饗宴のため、競っております。

この自然がいつまでも残るように、と願わずにはいられません。

 

 

 

 

 

 


花の島 礼文  その1

2015-07-01 12:38:08 | 好日

北の国も夏本番を、迎えました。

友人と誘い合わせて、礼文島、サロベツ原野へと出かけてきました。

出発時は雨でしたが、北上するにつれて、カラリと晴れ渡りました。

宗谷海峡の向こうに浮かぶ利尻岳が、クッキリと姿を見せてくれました。

 

 

二時間弱で、礼文島到着です。

島の何処へ出かけても、利尻富士が良く見えます。

万年雪が、所々峰にあります。

 

 

礼文島というと、やはりアツモリ草です。

今年は例年より早くて、咲き終わったようです。

植物資料館に、鉢植えでありました。

 

 

礼文ウスユキ草です。

このお花も大好きな一つです。

本当に不思議?なお花です。

 

 

 

チシマフウロウのようです。

 

 

晴れてはいるのですが、風が非常に強くて、指先が冷たくなります。

島の方々は、皆さん優しくて、船内で知り合った方が、車で島の

隅々まで案内していただきました。

お仕事は、漁師の方で、今日はお休みとか、ラッキーでした。

寒いのですが、風にあおられながら、一日が楽しく過ぎました。 続く~~