顔回の一期一会

時の徒然なるままに

空蝉

2013-08-04 20:37:22 | 夏本番

日本画の、公募展が大通美術館で開かれていました。

帰り道、大通公園の花壇と、噴水がとても良いコントラストで目にはいりました。

 

 

噴水の周りでは、沢山の人々が涼をとっていました。

 

先日のお茶席も、夏本番です。

お軸は滝(三千丈)で、明道御老師のお筆です。

 

 

水指しは、釣瓶で御幣が付けられ、名水点ての趣向です。

ニセコの甘露水、京極の名水等を使用します。

 

 

いま一つの水指しは、末広籠の受筒で、友人よりブドウの葉を何枚か

ご無理を言って、いただいてきました。

それを蓋のかわりに使用します。葉蓋と称します。

 

 

このような道具を、使用しお稽古を進めると、夏が来たと実感します。

お菓子は、水指しが釣瓶なので、朝顔と銘がついています。

(朝顔に釣瓶取られて貰い水)有名な歌に因みました。

 

 

お茶碗も、保谷ガラスで耐熱性です。

撫子の模様がついてあり、お茶が一層引きたちます。

 

 

季節感を大事にして、視覚から、涼しさを演出します。

 

 

鵜籠には、7種のお花です。

北国の短い夏を、お茶を通してぞんぶんに楽しんでいます。

そして、お茶とお菓子で元気を沢山いただきます。

お陰様で、あまり風邪を引くこともなく毎日を過ごしています。、