顔回の一期一会

時の徒然なるままに

雨あがり

2013-08-21 15:32:26 | オアシス

毎日不安定なお天気が続いています。

一日のうちに、晴れ、雨、曇り何とも目まぐるしい気候ですね。

気温はようやく30度をきりました。

これからは、どんどん涼しくなるでしょう。

雨があがり、遠くの山並みを眺めると、ニョキニョキと雲が湧いてきました。

空の色がとても綺麗なので、雲も綿飴のようにフワフワしています。

 

 

道すがらのお花も、息を吹き返したように、生き生きとしています。

 

 

ご近所に、見事に咲いているお花なのですが、名前が思い浮かびません~~~

大きな木に沢山のお花を咲かせています。

銀行の窓に、エコなのでしょう、朝顔がスダレのようにありました。

 

 

時には、牙を剝きますが、自然はやはり素晴らしい。

色々な恩恵を受けながら、大事に、大事にしてゆきたいと感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 


迎火

2013-08-13 10:42:46 | 静寂

残暑お見舞い申し上げます。

本州では、異常な気象が続いております。

北の国では、2~3日涼しいようです。

お盆の入りです。

8月13日(7月13日)霊を弔うために、迎火がたかれます。(8月16日送火)

御茶室も、皆様のご先祖の方々の霊を、お迎えし呈茶がなされました。

壁には、中尊寺にて求めました、般若経が金粉で書かれている

御扇子が飾られてあります。

お花は、芙蓉(蓮の花の中国名、仏様にもっとも適した花)が

見事に花開いております。

仏様には、赤楽茶碗へ白湯にお抹茶を少し落とすだけにします。

お菓子は、きんとんで胡蝶と銘がついております。

胡蝶は、黄泉の国へ旅立たれた方々の、化身とも言われております。

 

 

 

蝋燭と、お線香でしずかに手を合わせます。

床柱には、魚籠の花入れに半夏生等のお花が入りました。

 

 

 

扇面を少しだけ、拡大しましたが、文字までは、私の腕では、かないませんでした。

日々の毎日に感謝をし、今ここに自分がいること、ご先祖さまにも感謝を

捧げ、これからもお守りくださいと、心から手を合わせました。

 

 


空蝉

2013-08-04 20:37:22 | 夏本番

日本画の、公募展が大通美術館で開かれていました。

帰り道、大通公園の花壇と、噴水がとても良いコントラストで目にはいりました。

 

 

噴水の周りでは、沢山の人々が涼をとっていました。

 

先日のお茶席も、夏本番です。

お軸は滝(三千丈)で、明道御老師のお筆です。

 

 

水指しは、釣瓶で御幣が付けられ、名水点ての趣向です。

ニセコの甘露水、京極の名水等を使用します。

 

 

いま一つの水指しは、末広籠の受筒で、友人よりブドウの葉を何枚か

ご無理を言って、いただいてきました。

それを蓋のかわりに使用します。葉蓋と称します。

 

 

このような道具を、使用しお稽古を進めると、夏が来たと実感します。

お菓子は、水指しが釣瓶なので、朝顔と銘がついています。

(朝顔に釣瓶取られて貰い水)有名な歌に因みました。

 

 

お茶碗も、保谷ガラスで耐熱性です。

撫子の模様がついてあり、お茶が一層引きたちます。

 

 

季節感を大事にして、視覚から、涼しさを演出します。

 

 

鵜籠には、7種のお花です。

北国の短い夏を、お茶を通してぞんぶんに楽しんでいます。

そして、お茶とお菓子で元気を沢山いただきます。

お陰様で、あまり風邪を引くこともなく毎日を過ごしています。、