顔回の一期一会

時の徒然なるままに

初点

2016-01-11 21:55:02 | 喜び

穏やかに、平成二十八年が明けました。

今日は、成人式の日でもあります。

綺麗な着物姿の、若い方達が会場へと出かけて行きました。

??十年前に終えた成人式を、懐かしく思い出しています。

真冬日が続くこの日、初釜へと出かけて来ました。

いつもお稽古初めは、緊張感が漂います。

お軸拝見です。

大徳寺小庵潤英禅師の、お筆であります。

お茶は、頂く方も、差し上げる方も感謝する、という意味合いです。

 

 

床は、お正月に相応しく、蓬莱飾りで、五穀豊穣を願うものです。

 

 

お花は、床柱に南天、鶯蔓を水に繋げてあります。

南天は、子孫繁栄、鶯蔓は春を呼ぶ、と言われています。

 

 

お棚は、蓬莱飾りのお棚で、水差は住吉と豪華な細工が、施されております。

 

 

こうしてまた新しい年が、始まりました。

人それぞれに、夢、希望があり、頑張れる月でもあります。

元気で精進ができれば、と思いつつ凍てつく中を戻って来ました。