顔回の一期一会

時の徒然なるままに

雛祭

2014-02-26 12:59:10 | オアシス

二月は逃げる、とよく言われています。

まもなく三月、先取りでお雛様です。

我が家のミニ茶室のお軸の、お雛様です。

小さき頃、とてもお雛様がほしかったのですが、

家計の事を考えると、とても言えませんでした。

せめてお茶室にと思い、色紙のお雛様です。

京都近辺では、お内裏様が向かって右側のようです。

京都御所の、天皇様が洛中を見て、左手に内裏様としたようです。

木目込みのような、お人形??です。

玄関にも、お雛様、まろ雛です。

女の子の無病息災を願って、お祝いをしたようです。

現在でも、そういう風習は脈々と受け継がれております。

昔の乙女としては、是非あやかりたいと楽しんでおります。

お菓子も、千代の梅、練り切りであります。

お懐紙もお雛様です。

北の国にもようやく春の訪いを感じるこのごろです。

気温も高くなり、道路は雪解け水で大変です。

でもでも油断はできません。

まだまだ吹雪の日もあるやもしれません。

それでも、お雛様の優しいお顔をみて、ホッとしている毎日です。

春よ来い、早く来い~~~~


イランカラプテ (こんにちは)

2014-02-11 09:44:44 | 昔々

雪祭りも終盤をむかえました。

毎日寒い日々が続いています。

所用で地下街から、駅のコーンコースを進んでいると、

人々が見いっているモニュメントがありました。

アイヌ語で、「こんにちは」の意味をもつ原語が記載されて

いました。

北海道の(おもてなし)の合言葉になります。

エカシ(長老)のモニュメントも、逞しく、勇ましく

とてもリアルに、この場所にありました。

とても人の手で彫ったとは思えないほど、隅々まで

精巧にできています。

お顔を、アップで撮ってみました。

アイヌ紋様の衣装、お髭、木の皮(細かに裂いた木??)の被り物

どれをとっても不思議。

先人の方々は、自然と調和して優しい生活をしていたように

思います。

このモニュメントは、祈りを捧げる姿のようです。

生きとし生ける物すべてに、カムイ(神々)が宿る、と

感じていたようです。

現代人が忘れた何かを、想い起こさせてくれた一日でした。


節分  立春

2014-02-04 11:23:34 | 喜び

昨日は節分会でした。

ささやかに、小さな赤鬼さんとお豆で、気分を味わいました。

友人が訪ねてきてくれまして、一緒に福は内です。

お抹茶茶碗を頂戴しましたので、早速ご披露です。

百福、そしてお福さんです。

お抹茶を頂きますと、おもわずニコニコお福さんの愛らしいお顔があります。

これで今年も、無病息災疑いなしです。

 

お茶室のお軸も、春入千林處々鶯、明道御老師のお筆です。

立春に相応しいお軸です。

お菓子は、こぼれ梅、花便りがチラホラ聞かれる此の頃のご銘です。

立春を過ぎると、余寒、と言われていますが、北国ではまだまだ

厳しい寒さが続きます。

まもなく訪れるであろう春、今からウキウキして待ちましょう。