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アイヌ民族関連報道クリップ

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「アイヌ民族に会いたい」 ロシア・ブリヤートの「トーント」メンバー (北海道新聞)

2009-08-17 14:07:00 | アイヌ民族関連
「アイヌ民族に会いたい」 ロシア・ブリヤートの「トーント」メンバー (08/17 14:07)
トーントのメンバーからCDなどを受け取る市民の会の2人(左)
 道南・アイヌ民族との連帯を考える市民の会(高橋松恵代表)は13日、はこだて国際民俗芸術祭に参加したロシア・ブリヤート共和国の民族アンサンブル「トーント」のメンバーに、アイヌ民族の芸術集団の音楽CDを寄贈した。モンゴル系の少数民族、ブリヤート人との友好につなげようと、トーントのメンバーからは平和の象徴という青いスカーフなどが贈られた。

 トーントはバイカル湖に近いウラン・ウデ市を拠点に伝統音楽や文化を継承する活動に取り組んでいる。13日まで開かれた国際民俗芸術祭に招かれ、16日まで12人が函館に滞在していた。

 トーント側が「アイヌ民族の人に会いたい」と、交流を熱望。市民の会は、アイヌ民族の人たちで作る札幌の芸術家集団「アイヌアートプロジェクト」の結城幸司代表に連絡を取り、アイヌアートプロジェクトと、同プロジェクトメンバーの福本昌二さんのトンコリ演奏作品の計2枚のCDのほか、アイヌ民族の娘を描いた版画作品を贈ることにした。

 寄贈式は、13日の特別公演の前に函館市民会館で行われ、市民の会の高橋代表と飯田明事務局長がCDなどを渡した。トーントからも平和の象徴という青いスカーフと、ウラン・ウデ市のパンフレットやCDが手渡された。

 市民の会ではそれらを19日に函館市公民館で開かれる「マウコピリカ音楽祭in函館~ピカタレラ(南風)~」で来函する結城代表に手渡す予定という。

 同会の高橋代表は「ブリヤートの人たちがアイヌ民族の楽器ムックリと同じような口琴を使うことを知り、興味深い」と語る。トーントのメンバーで、ウラン・ウデ市の社会文化センター所長、ビクトル・ミハイロフさんは「とてもうれしい。以前からアイヌとブリヤートは関係があると思っており、楽器、風習に興味を持っている。世界の少数民族と力を合わせていきたい」と話していた。(押野友美)





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