アイヌ民族関連報道クリップ

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アイヌ民族知ろう 「母」がやってくる(朝日新聞)

2009-10-07 00:00:00 | アイヌ民族関連
アイヌ民族知ろう 「母」がやってくる
2009年10月07日

11・12日、富山と砺波で講演

 北前船の交易をはじめ、県内とつながりの深い北海道に多く暮らすアイヌ民族。先住民族と認める決議が国会で採択されるなど注目を集める中、アイヌ民族の女性を招いた講話や独特の文化に触れる企画が11、12日、富山と砺波の両市で開かれる。県内での認識を高めようと企画された。


 来県するのは、アシリ・レラ(戸籍名・山道康子)さん(63)。アイヌの母とも呼ばれ各地で講演を続けている。


 新聞記事を見て同じ名字であるのを知った千葉県の山道志穂子さん(48)が、富山市内に住み、同姓同名の母康子さん(76)らと実行委員会をつくり、招いた。


 県によると、北海道内には県内と同じ地名が複数あり、道民の約1割は県内にルーツがあるという説もあるという。県内の獅子舞も道内で伝承されている。一方で「企画の話をするとアイヌって何ですか?という声も聞く」と康子さん。アイヌ民族に対する認知度は必ずしも高くない現状があるようだ。


 今回は、11日午後3時40分からJR富山駅近くのCiCで、アシリ・レラさんがアイヌ民族の神話や富山との関係について語る。入場料は大人1500円(当日1600円)、子ども500円(同600円)。12日には刺繍(し・しゅう)のワークショップ(2千円)も。


 12日午後3時からは、これらとは別に、アシリ・レラさんが、砺波市杉木にあるカフェ「cha萃(すい)」でもアイヌ文化を紹介する会を開く。会費1500円。
 富山市内でのイベントの問い合わせは、山道康子さん(090・6814・0717)へ。砺波市の企画は、カフェ「cha萃(すい)」(0763・55・6008)へ。






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