アイヌ民族関連報道クリップ

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サーモンパークでアシリチェップノミ(苫小牧民報)

2008-10-29 00:00:00 | アイヌ民族関連
サーモンパークでアシリチェップノミ

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子供たちもサケ解体を体験
 千歳第2小5年生が27、28日、「アイヌとサケのかかわり」をテーマにした総合学習で、アシリチェップノミを体験した。サケの解体作業などを通じて命の尊さを学んだ。
 アイヌ語ペンクラブの会長も務める団体職員、野本久栄さん(57)が講師を務め、道の駅サーモンパーク内のせせらぎ水路付近でサケ漁から解体作業までを行った。
 アシリチェップノミはアイヌの新しいサケを迎える儀式。初めに水路に雄のサケ2匹を放し、野本さんがマレックと呼ばれる棒の先にカギのついた道具でサケを捕まえた。サケや川に感謝する儀式の後、スケマキリ(料理用包丁)でサケを解体した。
 参加した69人の児童たちは、木製の皮はぎ棒を使い丁寧にサケの皮をはぐ作業を体験。野本さんは「アイヌはサケに感謝しすべて残さず食べ、骨は犬に与え、皮も利用する」と説明し、「命の大切さを分かってほしい」と話していた。
 児童たちは解体されたサケを見て、「まだ心臓が動いている」「ちょっと気持ち悪い」としながらも、「大切な命。サケに感謝したい」と話し、みんなで作った石狩汁を味わった。
 

なかのひと



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