◆空の玄関でアイヌ文化紹介 新千歳空港、道が展示コーナー設置へ 2005/06/14 09:18【北海道新聞】
道外の観光客やビジネスマンにもアイヌ民族への理解を深めてもらおうと、道は二十四日から、北海道最大の空の玄関である新千歳空港ターミナルビルにアイヌ文化を紹介する展示コーナーを設置する。空港やJR駅など、公共交通機関の拠点でこうしたアイヌ民族関連の展示が行われるのは初めて。道ウタリ協会は「アイヌ文化を知ってもらう絶好の機会になる」と喜んでいる。
道ウタリ協会の加藤忠理事長らが昨年九月、高橋はるみ知事に、新千歳空港に展示コーナーを設けるよう要望していた。道が新千歳空港ターミナルビルを運営する北海道空港(千歳市)と交渉した結果、同社は無料で場所を提供した。
展示コーナーはターミナルビル三階の飲食店フロアの一角で、約十五平方メートル。「アイヌ文化の現在(いま)」をテーマとして、財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構が所有するアイヌ民族の衣装や壁掛け、木彫りのお盆など十八点のほか、アイヌ民族の文化や歴史、地名を紹介する大型パネルを設置する。
道ウタリ協会の佐藤寿男事務局長は「協会の希望が実現し、大変喜ばしいこと。歓迎したい」と話している。
道によるとアイヌ民族の文化を紹介する展示は、道内の自治体施設などでは例があるという。
道外の観光客やビジネスマンにもアイヌ民族への理解を深めてもらおうと、道は二十四日から、北海道最大の空の玄関である新千歳空港ターミナルビルにアイヌ文化を紹介する展示コーナーを設置する。空港やJR駅など、公共交通機関の拠点でこうしたアイヌ民族関連の展示が行われるのは初めて。道ウタリ協会は「アイヌ文化を知ってもらう絶好の機会になる」と喜んでいる。
道ウタリ協会の加藤忠理事長らが昨年九月、高橋はるみ知事に、新千歳空港に展示コーナーを設けるよう要望していた。道が新千歳空港ターミナルビルを運営する北海道空港(千歳市)と交渉した結果、同社は無料で場所を提供した。
展示コーナーはターミナルビル三階の飲食店フロアの一角で、約十五平方メートル。「アイヌ文化の現在(いま)」をテーマとして、財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構が所有するアイヌ民族の衣装や壁掛け、木彫りのお盆など十八点のほか、アイヌ民族の文化や歴史、地名を紹介する大型パネルを設置する。
道ウタリ協会の佐藤寿男事務局長は「協会の希望が実現し、大変喜ばしいこと。歓迎したい」と話している。
道によるとアイヌ民族の文化を紹介する展示は、道内の自治体施設などでは例があるという。
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