アイヌ文様無断使用され札幌市を提訴
制作したアイヌ文様を無断使用され、著作権を侵害されたとして、札幌市のアイヌ文様刺しゅう家のチカップ美恵子さん(59)が23日、札幌市に250万円の損害賠償を求める訴えを札幌地裁に起こした。 訴えによると、チカップ美恵子さんは2000年、札幌市主催の「アイヌ民族の歴史・文化講演会」のポスターに使用するアイヌ模様を制作。この模様の一部を市は、色を変えるなどして「アイヌ民族に対する理解を深めよう」という題のメモ帳の表紙に勝手に使用したという。
原告代理人の安田好弘弁護士は「市は著作権を侵害しただけでなく、メモ帳の表紙の色を勝手に変えており、アイヌ文化の普及に努めてきた原告の人格を陵辱した」としている。
札幌市は「まだ内容については把握していない。訴状を見てから慎重に対応したい」とのコメントを発表した。
[2007年10月23日20時24分]
制作したアイヌ文様を無断使用され、著作権を侵害されたとして、札幌市のアイヌ文様刺しゅう家のチカップ美恵子さん(59)が23日、札幌市に250万円の損害賠償を求める訴えを札幌地裁に起こした。 訴えによると、チカップ美恵子さんは2000年、札幌市主催の「アイヌ民族の歴史・文化講演会」のポスターに使用するアイヌ模様を制作。この模様の一部を市は、色を変えるなどして「アイヌ民族に対する理解を深めよう」という題のメモ帳の表紙に勝手に使用したという。
原告代理人の安田好弘弁護士は「市は著作権を侵害しただけでなく、メモ帳の表紙の色を勝手に変えており、アイヌ文化の普及に努めてきた原告の人格を陵辱した」としている。
札幌市は「まだ内容については把握していない。訴状を見てから慎重に対応したい」とのコメントを発表した。
[2007年10月23日20時24分]
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