愛知HAPPY★あいちハッピー

化学を修めた君子。電池、下水浄化、うがいと手洗い、石鹸やコスメの手作り、ハーブ、香りの化学。金欠病の克服、貧乏ライフ。

現代化学でスーパーグロース法を読んで

2009年10月29日 | 2009スペシャル

基板上に垂直に
カーボンナノチューブが成長するCVDがある。


アルコールに微量の水蒸気をまぜてCVDすると


わずか10分で
数ミリという長いカーボンナノチューブが生えてくる。


CVDには詳しくないが

ぜひ勉強してみたいです。


カーボンナノチューブが垂直に配列した膜を作れるなら、


シリコンプロセスは一変する可能性がある。


10分で数ミリとはまさに超高速成長だが

もっとゆっくりでいいから

制御されたカーボンナノチューブを得たいものだ。



グラフェンはハニカム構造の炭素単層膜で


そのグラフェンは欠陥によって性質が変わる。


グラフェンを丸く巻いたのがチューブだが

そのときの巻いた状態によってナノチューブの電気特性は劇的に変わる


またグラフェン層に電圧をかけると物理的性質が変わるらしい。



カーボンナノチューブは実用化までもうひといき!


CVDが本命らしい。化学堆積法です。