愛知HAPPY★あいちハッピー

化学を修めた君子。電池、下水浄化、うがいと手洗い、石鹸やコスメの手作り、ハーブ、香りの化学。金欠病の克服、貧乏ライフ。

チームバチスタの栄光と私(再掲)<ネタバレ注意>

2008年08月27日 | 映画に行こう
「チーム・バチスタの栄光」
阿部寛のコメディー演技最高。
竹内結子の診療内科医役がうまい、かわいい。

竹内がチーム一人ひとりを動物に例える部分は映画では苦労してたなあ。
役者さんのキャラと短いシーンで竹内の印象を納得させるには難しかったのでは。
竹内かわいいなあ、とは思いましたがね。
動物の絵とかノートに書いてあって、高校生みたいでほのぼの。
あんな医者いないだろうけどねえ。
あんまり鋭くないとこが竹内のいいところ。
優しい竹内の演技が光ってました。
診療内科医の普段の仕事ができなくなるほど、精神的に参ってしまった竹内も
また、かわいい。



阿部さんは面白いねえ。実在する感じがまったくしないキャラクターですが
コメディーとして安心して笑える。
ソフトボールの場面での名刺見せて強引に代打になるところも
嫌味な役人というわけじゃなくて、ある種の天才の無邪気さに思えました。


サスペンスとしてのストーリーでは、意外性がありました。
結局は「狂気」がカギなんだけど、
狂気を演じるのは不自然でしたねえ。
っていうか竹内、狂気ならあんた、専門家だろおおおおおって
後から突っ込みたくなりますねえ。

犯人の演技力も問題ありだけど、
原作としてこのオチはどうなんだろう?
意外なオチの前の事故説?の方が自然で納得できるんだけどなあ。

外科医の吉川がなかなかいい演技でした。


みなさんのレビューを見ていると、原作を読んでる人の映画評は悪いですね。
ミステリーだから犯人わかったら映画みる価値半減ですからねえ。

ぜひ、原作を読まないで、映画を見てください。