数ある食卓歳時記でも、一番楽しみな桃の節句、雛祭り
何と言っても、ガールズフェスティバルですものね
寒い一日でしたが、雛祭りメニューのちらしずしの彩りにと、絹さやや、菜の花を散らしながら、「春の香りだわぁ~~」っと、だんだん辺りが春色に染まっていくのを思いながら、心はララランでした
台所に立つのも楽しくなってきますよね。
雛祭り。ストレートの桃ジュースで乾杯
このジュースは、午前中、立川のすずらんの会のおはなし会の帰りに見つけました!
すずらんの会で語ったお話は、雛祭りに寄せて、『桃の花酒』というちょっと大人っぽい?色っぽい?昔話。
これは、『蛇むこ』とも言われるお話。
『古事記』でも三輪山の神がイクタマ姫のもとへ通う話と同じようなくだりです。
大体のあらすじは、美しい姫に思いを寄せる蛇が、毎夜侍に化けて姫のもとへ通ってくるので、姫は困りはてます。
姫の親は、障子やふすまを通り抜けて、姫が寝てる間に来る者は、化け物に違いないと思います。
ある夜姫に、おだまきの糸を縫い針に通して、侍のまげに刺させ、その糸をたどり、とうとう正体をつきとめます。
しかし、蛇は恐ろしいことを言います。
「思いはとげた。姫に自分の子をこさえといたけえ」!!
しかし、蛇とその母との会話から、桃の花酒を飲むと、桃のあくが子を流すと知ります。
そこで急いで、姫にその酒を飲ませると、姫は、蛇の子を下し、命拾いしたというお話。
ちょっとぞぞっとするお話ですよね。
桃の節句に、「桃の花酒」を飲めば百病を除くと言われてます。
帰りに、お酒ではないですが、この桃ジュースを見つけ、
「桃の花酒」の代わりにしました!
菜の花のお料理は、今年のお初。
定番辛し和えの他に、牛肉で巻いても、香りとほろ苦さがほんのりで美味しい。
にんじんは薄味で煮て、ハートに抜いて巻きました。
娘たち、ハートにすると、どんなものでも、「可愛い!」
でも、言ったかと思うと、パクっと一口。
にんじん丸ごと煮たから、結構時間かかってるんだよね~~。
デザートは、いちごのババロアパフェ。
いちごのつぶつぶがいいです!
嬉しい雛祭りの宵でした