今日はクリスマス・イブです。イエスさまの降臨を喜び、祝う日です。
イエスさまの実際の誕生は寒い冬の12月25日ではなく、羊飼いたちが野宿できる暖かい季節だったみたいです。なぜ12月に祝うようになったかは、冬至の時期と関係があるようです。1年の中で一番夜が長くなる冬至を過ぎ、昼の時間が少しずつふえていくこの季節を、イエスさまの誕生と重ねてあわせ、喜びの日としたと言われています。
太陽の恵みは今も人間にとって大切なものですが、昔は日の光がもっともっと切実に大事なかけがえのないものだったのでしょう。
「光あれ」と聖句にありますが、まさにクリスチャンにとってイエスさまは光そのものです。
今年は教会での聖夜ミサには行けずに、家で祝うことになりました。テーブルには教会の牧師先生の奥様から届けられたキャンドルを灯しました。
手作りのキャンドルで、蝋の中にはバラの花が塗り込められています。とてもきれいです。
家族でクリスマス・イブを祝うことができ、今年も神様に守られ、多くの方々に支えられて過ごすことができたことに感謝しています。
そしてイチゴのデコレーション・ケーキもいただきました。
日本でイチゴのケーキをクリスマスのときに食べるのは、イチゴのショートケーキを作って売り出した洋菓子屋の「不二家」の販売戦略(戦略というほどのことではないようですが)のせいだとか。ヨーロッパではドライフルーツがたっぷり入った「シュトレン」などの焼き菓子を食べるのに、日本ではなぜかイチゴのケーキのイメージですね。寒い冬に、真っ白の生クリームと赤いイチゴ、これはこれでクリスマスらしいなと思います。
私の子どもの頃は生クリームではなく、バタークリームのケーキだったと思います。バタークリームのケーキは少し苦手でしたが、昔はクリスマスのときくらいしか食べられないものでしたので、毎年楽しみにしていました。親が切り分けてくれるケーキをドキドキしながら見つめていた子どもの頃の気持ちを思い出します。
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