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65オヤジのスタイルブック

65才茶々丸のスタイルブック。様々なカルチャーにふれて養ったライフスタイルを紹介

渡鬼のドラマ力

2011年09月30日 | 【エッセイ・コラム】

ホームドラマの金字塔を築いた「渡る世間は鬼ばかり」が、昨日20年の歴史に終止符を打ちました。

脚本家・橋田寿賀子、プロデューサー石井ふく子の名コンビの連続ドラマは、最近では、水戸黄門と並び嫌いなドラマのひとつとなりましたが、アイドル出演ドラマが、10%程度の低い視聴率に対して最終回の視聴率は、瞬間で25%、平均で22%をあげて有終の美を飾りました。

茶々丸オヤジ、はじめは苦手なドラマで、特に毎度展開される嫁、舅の確執がどうも好きになれず、嫌いなドラマでしたが、40代も半ばに差し掛かると、高齢化社会と相まって、妙にリアリティがまし、親近感を持つようになりました。

そんな訳で、今回の最終シリーズは、ほぼ観賞。えなりの眞と貴子の恋の行方にやきもきしながら観てましたが、元サヤに収まった時には、ひそかに恋仇となったまひるに、僕自身が恋心を抱いてたので、ほっとしつつも、親友の壮太と結ばれた時には、元彼女の幸せを祈る元彼気分になってました。

振り返ってみると、渡鬼の魅力は、出演者の多さと複雑な相関関係だと思います。

おかくらの大吉と六人の娘のそれぞれの相関関係をみても、平凡に感じるドラマの空気が、波乱万丈の人生だとうかがえます。

ホームドラマ史上、不滅の金字塔となった「渡る世間は鬼ばかり」は、今後、多くの脚本家が生まれる中、ホームドラマの教科書的存在として、行き続けていくことは間違いないです。


ワールドソウルな融合 SUPERHEAVY

2011年09月29日 | 【音楽・ライブ】

ローリングストーンズが、バンド活動50周年を迎える。こちらのライブは、ミックとキースの不仲説で、記念ツアーは、微妙だとか。

茶々丸オヤジにとって、二人の不仲など、いつもの事だと思っいるし、ストーンズになれば、一つにまとまると信じているので、来年を楽しみに待ちたいと思ってます。

そんな中、facebookページで、ミックが新しいバンドを結成したのを知り、アルバム発売を楽しみにしていた。

バンドの名前は、「SUPERHEAVY」。ミックとユーリズミックスのデイヴ・スチュワート。UKのソウルディパー、ジョス・ストーン。ボブ・マーリーの息子であるダミアン・マーリー。そして、スラムドッグ$ミリオネでインドの作曲家A.R.ラフマーンという5人で結成された、ワールドワイドなバンドです。

音楽は、メンバーの持つそれぞれの音楽性が反映された、特にレゲエとインド音楽のエッセンスが強く感じられますが、全編にワールドソウルミュージックと言った感じがあふれています。

ミック曰く、このバンド、かなりのお気に入りで、来年あたりSUPERHEAVYとしての来日があるかもしれません。今後の動向に注目のニューバンドです。


歌舞伎のDNA

2011年09月28日 | 【エッセイ・コラム】

俳優の香川照之さんが、父、市川猿之助さんの下で46歳で歌舞伎デビューすることになった。

46歳での歌舞伎デビューを疑問視する人も多いが、名優として数々の実績を積んだ香川さんなら、きっと、見事なデビューを飾ると確信しています。

それに、血筋を重んじる世界にあって、実の子どもである香川さんが、自分のDNAを継いでいるからこそ、今回のデビューとなったと思います。また、香川さんの息子さんも團子を名乗り芸の道に入るのも、澤瀉屋の継承に他ならないことです。

四代目猿之助を襲名する亀治郎さんを始め、歌舞伎出身の役者さんは、ドラマや映画の世界でも、その実力を発揮されている。その逆の香川さんとて、歌舞伎の世界でも、大いにその実力を発揮してもらいたいです。

歌舞伎の世界を知らない、人たちにとっては、部屋子で、スーパー歌舞伎の後継者である市川右近さんが、襲名してもいいのではと思うのですが、そこが歌舞伎の世界なんでしょうね。

そこのところが、詳しくない僕にとっては、市川右近さんの、将来の行方も興味深いです。

 


追悼 マータイさんのMOTTAINAI

2011年09月27日 | 【エッセイ・コラム】

日本のもったいないの精神を世界的に広め、グリーンベルト運動で環境保護に取り組んだ、ノーベル平和賞受賞者のワンダイ・マータイさんが亡くなられました。

今や環境3Rとして定着してる、リデュース、リニュース、リサイクルにもったないの言葉をリスペクトして、MOTTAINAIを世界共通語にしてキャンペーンを展開した、女史の功績は永遠に歴史に刻まれると確信します。

ケニア独裁政権下の中で、投獄と逮捕を経験するなか、国会議員、副大臣として活躍、ナイロビ大学初の女性教授を歴任されています。

ノーベル平和賞受賞のきっかけとなった、グリーンベルト運動は、森林破壊により砂漠化したケニアの農村女性たちと、7本の苗木を植えることから始まったそうです。その運動は、女性たちに広がり、30年間で3000万本の植林へと広がりました。

彼女が、日本の「もったいない」の言葉に感銘したのも、彼女の環境問題への信念に呼応したからこそ、今日の広がりへとつながったと感じます。

かつて、箪笥の敷物だった日本の浮世絵が、海外にわたり評価を高め、印象派の画家たちに多大な影響を与えたように、マータイさんが、感銘した「もったいない」の精神文化が世界へと広がっていく、遠い国の異文化の女性の功績を忘れず、日本人の僕たちが、世界に広めていく使命があるんだと、改めて感じています。 

東日本大震災時にも、心を痛められ、励ましのメッセージを送られています。


ジャパニーズ・ボールパーク

2011年09月26日 | 【スポーツ】

メジャーリーグのスタジアムの愛称であるボールパーク。その特徴的な景観とサービスは、ベースボール発祥の国ならではのものです。

先日の落合監督解任劇の理由に、観客動員数の減少が一つの理由にあるといわれてます。

それは、強いチームイコール人が集まるの単純な図式として、とらえている点が問題ではないでしょうか?

一つには、子ども達の野球人口は減っている点と親から子に受け継がれる、ご贔屓球団の図式が崩れていることが、大きな一因だと感じてます。

それは、過去の功の部分に依存して危機感を持たず、経営してきた球団側に大きな原因があると感じます。

選手と球団が、観客の目線にたって、いかに有効なファンサービスを行うか?この点が重要だと思います。

ファンサービスのアイデアを、球場に足を運ぶファンから集って、毎試合そのアイデアを実現してしていくのも一案だと思います。

また、子どもたちへのファンサーサービスと共に、引率する親や大人へのサービスも考えてほしいです。たとえば、名古屋ドームの場合は、小中学生の子ども料金は、内野席は大人と同じ料金で、外野席は500円の均一料金です。ほとんど満席にならない内野席も子ども料金500円にするだけでも、違いが出てくると思います。

先日の23日名古屋ドーム観戦で、パノラマ内野席で観戦してました。2対2の同点の緊迫したゲームの中、僕の斜め後ろにいた、お姉さんと弟二人の小学生が、声をからし涙を流しながら、必死に応援する姿に、心が震えました。

応援の甲斐あって8回に大量得点で勝利!子どもたちと一緒に応援バッドでタッチで勝利を分かち合いました。

そんな子ども達の姿を見るたびに、野球は不滅だと感じました。ファンの喜びは、一番が勝利ですが、その勝利に色を添えるファンサービスが、球場に足を運んでもらうエッセンスになればと思います。

ジャパニーズ・ボールパークで、子どもたちに夢を与えましょう!

 


シネコンの弊害

2011年09月25日 | 【エッセイ・コラム】

現在、地元に1軒だけあった、映画館が閉館することになった。

この映画館は、愛知県を中心にパチンコ、飲食店などの複合施設を経営する、いわゆるシネコン形態の映画館を持つ会社だ。

もとは、地元の映画館を経営して、パチンコ経営に転換、その後シネコン形態で成長した企業で、残念ながら隣接市に本部を移転している。

かつての茶々丸オヤジの街は、三つの映画館があった。僕の店の前には、東映系の映画館があり、前述の映画館は、東宝系で、もうひとつの映画館は大映系の映画館と記憶している。

僕の小学生の頃は、ゴジラ、ガメラの怪獣ブームがあり、子ども達の、唯一の娯楽が映画だった。大映系の映画館では、小さな恋のメロディが上映され、初めて洋画を経験した。

また、2階席中央に映写機室があり、時々その部屋をのぞき観ながら、映写機のカタカタとまわる音に、胸を躍らせた。

やがて、三つの映画館は、シネコンの波に押され閉館。形を変え、パチンコ店の2階に設置された、映画館も閉館となる。

企業は、本来社会的貢献や地域貢献の一端を担う役割を持たなければならないと思っている。発祥の地の映画館が、様々な理由があるかと思うが、なくなるのは残念でならない。

シネコンも冬の時代と聞く。地方のシネコンも閉館に追いやられるケースは多い。シネコンにより、地方の映画館が閉館に追い込まれる。追い込んだシネコンも経営不振を理由に閉館する。

そんな中でも、地方の小さな映画館は、経営努力を重ねながら存続している。彼らが、なぜ存続しうるのか。文化に携わる者との使命感が、訪れる人々に伝わってくるからだと思う。

圧倒的な数と収容力を誇るシネコンだが、文化を発信する使命を忘れずに、自らの弊害を打破してもらいたい。


落合監督解任劇

2011年09月23日 | 【スポーツ】

茶々丸オヤジ、巷では、かなりのドラファンです。

昨日の落合監督解任のニュースに、思わず、まさかと叫びました。

ドラゴンズファンの中でも、アンチ落合派はいます。むしろ、未だに、親星野派がいるのも事実です。

しかし、次期監督が、高木氏とは、誰もが予想だにできないでしょう。これは、もう、完璧な球団人事と言えます。もし、球団経営に対する落合ドラゴンズ脱皮なら、高木氏と親しい落合封時ともとれます。

勝てば、官軍と言っていた球団が、いまさら、観客動員減少で、球団経営がうまくいってないのを、新しい風を入れると言って、ドラゴンズOB、しかもリーグ最年長監督として高木氏を指名するのですから、ファンとて開いた口が、ふさがらない状態です。

オレ流采配を納得し、落合ドラゴンズを応援してきたのは、リーグ優勝3回、日本一1回、常にAクラスの常勝軍団への誇りです。ドラゴンズファンは、勝利に対して貪欲なんです。

茶々丸オヤジは、今回の人事を高木暫定政権と見てます。また、高木氏は、優勝実績は無いですが、ある意味で落合イズムの継承者といえます。

かつての星野監督時代と比べ、選手のプロ意識は高いです。そんな、プロ意識の高い選手だからファンの目も厳しいです。

球団は、全国区になった、ドアラに頼る事無く、斬新なファンサービスで、ドームに熱いファンの輪を広げてもらいたいです。

ラブ!ドラゴンズ!


映画「アンフェアー・the answer」

2011年09月21日 | 【映画・ドラマ・演劇】

茶々丸オヤジは、お堅い映画評論家ではなく、ひとりの映画好きのオヤジでいたいと思ってます。

したがって、単純な娯楽映画にも興味があります。特にドラマから始まったシリーズものには、評価に関係なく欠かせません。

もともと、「太陽にほえろ」世代の刑事ドラマ好きなので、雪平夏美と言う女性で破天荒なキャラには、無条件反射でトキメキます。

アンフェアーは、ドラマから映画へと真実が徐々に明かされていくのが、魅力です。今回は、その全貌が白日の下にさらされていく?面白さがあります。

また、雪平と深関わった人物が、シリーズごとに死んで行き、その死が、真相に近づくカギになっていること。今回は、その決定版と言うべきシリーズでした。

次回作は、どうなるか?疑問が残りますが、まさか、このまま終わったら、ファンも納得いかないでしょうね。


映画「人生、ここにあり!」

2011年09月20日 | 【映画・ドラマ・演劇】

映画「人生、ここにあり!」は、1980年代に、イタリアで始まった本当の「しあわせ革命」を映画化したのものです。

しあわせ革命とは、イタリアで1987年に制定された世界初の精神病院廃絶法で、精神科医の名前を冠してパザリア法と名づけられたものです。

1983年、労働組合を追い出された熱血漢の男が、パザリア法によって精神病院閉鎖によって社会に出ることになった、患者たちと一緒に労働組合を作ることに。

精神病の知識を持たない男と社会になじめない患者たちと、一般の人と同等のお金を稼いでいく過程をユーモラスに描きながら、病を抱える人たちと心を通わせながら、友情と連帯の和を広げていくヒューマン映画です。

患者たちの個性も強烈で、手料理には、毒があると信じている男、彼氏が100人いると妄想している女、UFOが年金を支給してくれると信じる男など、特異な個性が生かされ、見事に仕事をやり遂げていきます。

しかしながら、そこに、性の問題や恋愛問題が絡み、サクセスストーリーだけでは収まらないところがイタリア映画らしいところで、誰もが平等にある権利をと問題点を浮き彫りにしていきます。

邦題の通り、この映画には、人生がいっぱい詰まっており、茶々丸オヤジが観た今年良かった映画のひとつに数えられる、忘れられない作品になりました。


映画「ゲットラウド」

2011年09月19日 | 【映画・ドラマ・演劇】

ドキュメンタリー映画は、色々ありますが、音楽ファン、とりわけロックファンなら文句なく楽しめる映画それが「ゲットラウド」です。

ヤードバーズ、レッドツェペリンのジミーペイジにU2のジ・エッジ、ホワイトストライプスのジャックホワイトと、世代を超えたギタリスト三人が集まった。

それだけでも、ロックファンならしびれるでしょう。そんな三人が、音楽を通して自分の生き様を語り、ギターを紡ぎながら語り合う。

その光景は、目をキラキラさせた無邪気な三人のロック少年の姿です。

三人の超絶ギタリストが集まったわけですから、自らがあみだしたギターテクは、もちろん音楽のルーツに、今日の人気ギタリストしての歩み等、すべてが釘付けの映画でした。

茶々丸オヤジが、もっとも興味深かったのは、一番年長者のジミー・ページが、今も新しいことに挑戦しようとする革新者であることと、一番若いジャック・ホワイトが、自らの音楽のルーツであるブルースを、今に昇華しながら原点回帰していることが、とても興味深く、ジャックホワイトが、アメリカのルネサンス的人物と評される所以を感じました。

また、ジ・エッジの語り口と物腰の低さに反して、彼のギタリストしてのコンポーザー振りが目を惹きました。

多種多様な音楽が存在する世界の中にあって、もっとも、変化に富み、もっとも刺激的な音楽、それがロック、ロックギターの存在であると確信する映画でした。


【美的B級グルメ】名古屋・老舗蕎麦屋「圓珠」のそば膳

2011年09月19日 | 【グルメ・名古屋めし】

名古屋の老舗蕎麦屋「圓珠」のそば膳

伏見の御園座の裏通りを南へ歩き、交差点をわたると左手にあります。

そば膳・華は、2625円、お値段もとてもお手ごろです。空いてれば囲炉裏のある個室でいただけます。予約されると良いです。


流行り物の速さ

2011年09月13日 | 【エッセイ・コラム】

流行り物の速さ

テーマ:ブログ

ここ数年流行の速さが極端だ。
かつての、情報の発信は、メディアによるところが多かったけど、インターネットを含むブログやSNSにより、大量な情報が発信されて口コミによるスピードも急速化した。

その反面、流行り物は、すぐに廃り物になり、トレンドとしての定着が少なくなった。
いわゆるロングセラー商品が減ったような気がする。

最近顕著だったのが、食べるラー油。

火付け役となった桃屋のラー油は、品薄となり便乗商品までも巻き込んで大ブームを起こしたけど、1年も持たずに沈静化、こうなると問題なのは、それまで培ったノウハウを生かしたいために、企業もブームの継続に躍起だった。

しかしながら、一度消された火は、二度と起こることはなく、在庫過剰に陥り、在庫をさばくために、安売競争が生まれる。

こうなると、僕も含め、料理好きやその商品のファンにとっては、ありがたい状態になる。

最近、ヒット商品に一喜一憂して、その商品の本質が失われているように感じる。

よく言われることだけど、本物だけが生き残る。その本物を見つけるのも、とても困難な時代なと感じている。

大量消費の後に行われる、大量処分。そんな、世の中の流れに反して、緩やかな下降から、一定の平行線を持続する、そんな本物の商品が数多く生まれることを僕はのぞんでいる。

それが、真の豊かな社会のような気がする。

茶々丸オヤジの毎日が美びっとライフ-110913_125149.jpg

※料理好きの茶々丸オヤジが味噌汁を作る時には、一時ブームになった液味噌より、爆発的な売上は記録しなかったが、欠かせなくなった、やわらか味噌の方が調理には適している。



没後20年中川一政展-独行此道-

2011年09月12日 | 【美術鑑賞・イベント】

昨日、ネットショップ仲良し店長の集まりの前に、最終日が迫った「中川一政展」を観に名古屋高島屋によりました。

独行此道(ひとりこのみちをいく)のサブタイトルの付いた展覧会。
まさに、この言葉通りの氏の作品制作に対する力強さを感じます。

中川一政は、1893年に生まれ、1991年97歳に亡くなる直前まで衰えることのないエネルギーで、様々な芸術分野に意欲的に取り組んだ画家です。

余談ですが、茶々丸オヤジが、敬愛する向田邦子さんも、愛してやまなかった画家で、作品の装丁にも使用されています。

少年期に詩や歌に才能を開花させた一政は、セザンヌ、ゴッホに啓発されながら、画家の道に進みますが、独学により写実の限界に挫折、苦悶する中で、独自の画風を確立して行きます。

その油彩画は、自然や花、生きものたちに、生き生きと力強く表現され、観るものに生きる勇気を与えてくれます。

また、晩年、取り組んだ書画の世界は、更に言葉と絵が一体となった独特な造形美があり、その言葉や印譜に見る篆刻(作品などに押す判・雅号や言葉などが刻まれる)にまで、中川独自の精神性を反映しています。

本日12日が最終日となりますが、お時間のある方、また、今回の展示の中核となった、白山市立松任中川一政記念館真鶴町立中川一政記念館に訪れてみてはどうでしょうか。

きっと、中川の作品を通して、生きるエネルギーを注入できると思います。


壁打ち名人

2011年09月08日 | 【スポーツ】

今日、久しぶりに寄った喫茶店で、久しぶりに成人漫画の漫画ゴラクを見た。

茶々丸オヤジは、漫画ゴラクの漫画より、二宮清純氏のスポーツコラムが好きです。

今日は、壁打ち名人のコラムでした。

壁打ちといえば、テニスの練習を想像します。僕も、少年時代には、一人で壁に向かって、キャッチボールやシュート練習をしました。今思えば、他所の家の壁や道路を挟んでの壁打ちなど、無謀なこともやり、ご近所さんや、走行中の車に迷惑をかけました。すみません。

ドラキチには、悔しいけど、首位を走る宮本選手の話となでしこの支柱、澤選手の話です。

宮本選手は、正確無比なスローイングで定評な選手ですが、彼のスローイングは、少年時代の壁とのキャッチボールにあるそうです。

彼の壁打ちは、チョークで、壁に丸い円を描き、その円に向かってスローイングを繰り返すもので、ボールの握りを一定にしなければ、正確な送球ができないそうです。

また、澤選手の場合は、フェンスの着いたコンクリートに向かってボールを蹴っていたそうです。
その際にフェンスの部分にボールが当たると跳ね返りがないので、コンクリートの部分に低いシュートを蹴るようになったそうです。

一流選手は、よくある壁打ち練習でも、一工夫違うなと感じました。
また、最近は公園での球技が禁止され、壁打ち練習もできない環境ですが、壁打ち専用のスポーツ専用公園なんかがあったりしたら、いいかなと思います。

そうそう、このコラム、茶々丸オヤジの好きなドラの森野選手にも、聞かせてあげたい記事でした。

2011世界陸上に見る世代交代

2011年09月06日 | 【スポーツ】

スポーツイベントが目白押しの夏だった今年、サッカーも男女とも粘り強く勝ち進んでいる。

サッカー出身の僕にとっては、男女の代表レベルは、着実に世界の差を縮めつつある。
また、30代のベテランの中に混じって20代前半の若手の台頭もめざましい。

さて、2011世界陸上韓国テグ大会も稀に見る波乱の大会で幕を閉じた。

100でのボルトのフライング。女王イシンバエワの失敗など、金メダル候補が次々とメダルを逃す中で、室伏選手の金メダル。ボルトの200メートルリベンジ、アリソンのリレー連続出場による金メダル奪取など、選手としての底力を感じさせてくれた。

こうした、活躍は、逆に苦境をバネにし聴衆に感動と勇気を与えてくれる。

しかし、今回の世界陸上で、日本は大きな課題を残した。
前回大会と比べ、若手の伸び悩みが大きい。メダルを期待された、男子やり投げの村上選手は予選敗退。女子マラソンの大会連続のメダル獲得はならず、男子100x4リレーの敗退と世界との若手の差は、大きく開いてしまった。

今の状態では、ロンドン五輪のメダル獲得は困難となると素人目から見てもわかる。
日本陸連の若手教強化に期待するしかないが、インタビューを聞くにつけ、アスリートの勝負に対する姿勢が感じられない。

かつての日本のアスリートの侍魂を、彼らに注入してもらいたいものだ。