二代・タイガーマスク三沢光晴さん逝く

ＮＯＡ社長で、日本のプロレス界を牽引してきた三沢光晴さんの死は、かつてのプロレスファンには、衝撃的でした。

茶々丸オヤジは、馬場、猪木の両雄から、後に猪木の旗揚する新日本プロレスのファンへと移り、馬場、鶴田、三沢へと継承される全日本プロレスとは一線を画していました。

新日本プロレス支持派にとって、二代目タイガーマスクとしての三沢さんの存在は、認められない存在でした。

しかしながら、新日、ＮＯＡの団体交流戦から、ＮＯＡの実力を認めざる得ない状況となり、その頂点に立つレスラー三沢光晴の存在感を強くするものとなりました。

ハッスルの出現により、プロレスがショービジネス的意味合いを強くし、かつてのプロレスの衰退が進む中、真摯にプロレスと向き合い社長として一レスラーとしても多大な貢献をし尊敬できる人でした。

一時代を築いた偉大なレスラーの試合中の死は、団体の枠を超えて新たなプロレスの復興を一プロレスファンとして願っています。