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65オヤジのスタイルブック

65才茶々丸のスタイルブック。様々なカルチャーにふれて養ったライフスタイルを紹介

映画トランス

2013年10月16日 | 【映画・ドラマ・演劇】

スラムドッグ$ミリオネアで2009年のオスカーを総なめにしたダニー・ボイル監督の最新作「トランス」を観賞。

今回の作品はタイトル通りトランス(催眠療法)によるミステリー。40億円のゴヤの名画にが強奪。共犯者のオークショニア(競売人)のサイモンが、リーダーのフランクに殴られたことで、絵画の隠し場所の記憶が消え失せてしまいます。その記憶をたどるために、女性催眠療法士のエリザベスを雇うことに。

サイモンの記憶をたどると、彼の人格やゴヤの名画の謎などが浮かび上がり、隠し場所をたどるほどに記憶の奥底に現れたは消え、名画の行方の真相が判別できないほどに、観るものも、トランス状態に陥らせます。また、少々不快感を与えるだろうエログロな世界も、この作品には必要不可欠なエッセンス存在と言えるでしょう。

この事件の真相は、催眠療法によるフラッシュバックの手法がとられています。サイモンとフランク、エリザベスの三人が複雑に絡み、この事件の真相がどこにあるのか、その謎解きがスリリングかつスタイリッシュでラストまで飽きさせない作品でした。



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