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65オヤジのスタイルブック

65才茶々丸のスタイルブック。様々なカルチャーにふれて養ったライフスタイルを紹介

映画・ザ・ウォーク3D

2016年01月24日 | 【映画・ドラマ・演劇】

ロバート・ゼメキス監督の話題作。映画ザ・ウォークを観賞。

フォレストガンプで作品賞、監督賞の2冠に輝いたゼメキス監督。一人の人間の生きざまをドラマチックに描く手法には、共感を持つ人も多いと思います。僕もその一人ですが、今回は実在の人物で、僕の若い頃の記憶にも残るフィリップ・プティ。フランスの大道芸人の世界で最初で最後の綱渡り劇を描いた作品は、あの記憶を持つ者にとっては懐かしく、知ら無い者でも、現在の世の中では不可能であるだけに新鮮で、公開前の期待度も当然のことと思います。

9・11のテロで崩壊したワールドトレードセンター。アメリカの象徴であったツインビルの頂上の綱をかけて渡る。さらにそこで数々のパフォーマンスまで演じきった彼の記録は映像として残っていないだけに、ゼメキス監督が如何にして表現するか、好奇心を高めるのものでした。

今回3Dで観賞したのですが、フィリップ・プティの大道芸人に至る軌跡を克明に描いたことは、ただ一人最上の空を歩いたその日につながる時間が綱のように一本となっていました。

ラストに迎える地上411メートルの綱渡り劇は、観ているだけで足がすくむ緊張感に加えてプティ演じるジョセフ・ゴードン=レヴィットのしなやかな体から放たれるオーラに熱い感動と爽快感を持ちました。

あなたもスクリーンで、稀有の大道芸人プティの軌跡と奇跡を体感して観てください。



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