今年の夏は、曾我蕭白が熱いです。そんな、蕭白の虜に茶々丸オヤジもなっています。
前回の三重県立美術館で開催中の「曾我蕭白と京の画家たち」展の関連で、石水博物館で開催中の「曾我蕭白と伊勢の近世美術」展を鑑賞しました。
石水博物館は、津市の実業家にして、陶芸家として活躍された川喜田半泥子が設立した博物館で、平成23年5月に垂水の千歳山に移転オープンししました。
ガラス張りの回廊とコンクリートのモダンな建築は、森の中でシックに溶け込んでいます。
今回の展覧会は、石水博物館所蔵の掛軸や屏風による蕭白作品に18世紀に伊勢の地で生れた書画や古萬古などの工芸作品などが展示されています。
三重県立美術館から車で10分ほどの場所にありますので、セットで観賞されると良いかと思います。緑に包み込まれるような異空間は、ゆったりと気分で美術鑑賞できる癒しの場所です。
博物館下方にある登録有形文化財の千歳文庫。川喜田家の所蔵品を収蔵するために建設され、今も石水博物館の収蔵庫として使われています。