65オヤジのスタイルブック

映画 ブレット・トレイン

ポスター画像

本日の映画レビューはブラッド・ピット主演で伊坂幸太郎原作の「ブレット・トレイン」です。

伊坂幸太郎原作の映画化作品はほぼ観ています。中でも堺雅人主演のゴールデンスランバーは傑作だと思っています。また伊坂原作映画で出演した俳優は後に人気俳優になっていますし伊坂作品の魅力が俳優たちの演技を光輝かせていると感じてます。今回は何とブラッド・ピッド主演のハリウッド作品とあってどんな感じになるか楽しみでした。

今回の映画は、マリアビートルが原作になっています。新幹線に乗り込んだ殺し屋同士が現金の入ったジュラルミンケースを奪いあう殺し屋の群像劇となっています。主演のブラッド・ピットはいつも他の事件に巻き込まれているレディ・ハグという殺し屋を演じているのですが、個性的な殺し屋が違う目的で乗り込んで新幹線の密室の中で殺しあうというものです。

監督はアトミック・ブロンドやデッドプール2のデビッド・リーチですが、どこかタランティーノ映画のようなキャラクターとアクション、映像美がりアトミック・ブロンドのようなシリアスな展開はなく、エンターテーメントの要素を前面に打ち出した感じがします。

ただ、殺し屋のキャラクターと展開が進むにつけて伏線的に拾われる関係性などが楽しめる内容でした。ジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、バッド・バニー、真田広之と個性豊かです。また、およそ想像できないド派手な新幹線車内とラストのパニックシーンはハリウッド映画らしい演出でした。

原作とは色合いがかなり違うのですが、伊坂氏本人がブラピとの対談で高評価してるので伊坂ファンの方は映画との違いを楽しんでもらえたら幸いです。


映画レビューランキング


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「【映画・ドラマ・演劇】」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事