goo blog サービス終了のお知らせ 

65オヤジのスタイルブック

65才茶々丸のスタイルブック。様々なカルチャーにふれて養ったライフスタイルを紹介

鈴木先生と金八先生

2012年12月23日 | 【エッセイ・コラム】

視聴率2%ながら、数々のドラマ賞を受賞。熱烈なファンに支えられたドラマ「鈴木先生」の劇場版がが1月に公開されます。

家政婦のミタでの父親やセカンドバージンでの年下の恋人などを演じた長谷川博巳の出世作とも言える「鈴木先生」今までの教師像を覆しながらも、生徒の悩みを「鈴木メソッド」と言う独自理論で解決に結ぶ付けていく、新しいタイプの学園ドラマでした。

僕の世代では、やはり金八先生に熱い支持が集まり今でも「3年B組金八先生」の熱いファンは数多く存在します。数々の学園ドラマが、ある種の青春ドラマであるのに対して、金八先生は教育ドラマであり、観る者が生徒として金八先生と向き合っていたように感じます。

その意味で、教師像は違えど「鈴木先生」も観る者が鈴木先生に生徒として向き合えるドラマだから共感を得ることができたと思います。

教育の現場には、今も昔も様々な問題が生まれている。そして、その問題は多様化し、増大しています。また、過去と同じ問題であっても、その時代、時代で変化し、過去の手法では解決できないこともあると思います。

その意味でも、難しいこととは思いますが、鈴木先生や金八先生のように、生徒の立場にたった独自の教育理論が必要だと、ドラマを通じて感じました。