デジイチ

ありゃ。メインのマックもちょっとヤバいかも。暑さのせいかしらん。

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店長会にて。まぁ、いつかは言われると思ってたけどね。

事）「このなかでデジカメ一眼レフ（以下デジイチ）を持って無い人は・・・」
自）「はいっ！」
事）「時計ばっかりにお金使ってないで・・・」
自）「いや、もう時計は卒業しました・・・」

デジイチはおろか、持ってるデジカメといえば、御隠居のファインカムＳ４と、メモ撮り用ファインピクスＺ１だけ。要はデジイチを所有していなければ、お客様にオススメする事が出来ない、という理論らしい。

それにデジイチを買う金くらいは持ってる。多少なりともボーナスは入ったし。でもお金じゃないんだよね。

それなら、デジイチが社員にとって必須なら言わせてもらおう。

デジイチを持っている社員の中で、本当にお客様に説明出来るほど使い込んでる人はどんだけいるんだ？趣味で本格的にRAWで撮ってパソコンでいじってA3ノビを出力しているんだったら判る。でも買ったはいいが使っていない人が殆どじゃないのか。

店長の職務を全うしつつ、写真を撮って楽しむ程の余裕ある店長なんてのは、余程スタッフに恵まれているか、指導力のある優秀な店長でしょうな。今の僕には真似できそうに無い。

前から思ってるように、写真を作るのはハードじゃない。ハードは単に手段にしか過ぎないのだ。

今後僕達が提案すべきは写真を楽しむ方法であって、デジタルとかフイルムとかは関係ないハズである。まぁ、基本は絶対的にデジタルなんだろうけどね。事実、店舗ブログに載せてる写真は全部店頭のデジイチを使ってるし。

でも。かといって僕は銀塩を執拗に擁護する訳でもない。フイルムに固執するのもおかしいとも思ってる。

で、おまえはどっちなんだ？って言われそうだけど。

実際使う上で便利なのはデジイチ。それが間違いないのはよーく分かってる。でも今の自分の写真作りに対して、デジイチである必要性を全く感じられないのだ。なんかね。ワクワク感が無いからだろうね。デジイチでバシバシ撮るなら、９８０円の紙製ピンホールカメラで撮る方が楽しい。

楽しい。

これって大事だと思うよ。RAWで撮って楽しむのもいいし、携帯のデジカメで撮ってすぐ見てすぐ消すって人も、それを楽しいと感じるからだろうし。「デジカメで撮ったらプリントしよう！」って提唱するのも、そういった事に楽しさを見い出す人達に水をさすような一種のおこがましさ、を感じる時もある。

お店プリントが生命線である僕達にとっては死活問題なんだけどさ。

まぁ、それは置いといて。「プリント」に関しては、まだまだ模索が必要だと思う訳で。「デジイチを買わなければお客様に説明出来ない」という単純な理論から脱皮できれば、ちょっとは何か光りが見えてくるんじゃない？

と。すげー偉そーな事言ってるけど、やっぱデジイチって持ってた方がいいんすかね。