雑想

写真、カメラ、車、音楽、旅、ラーメンなど個人的な趣味のごった煮的な日記です。

心霊写真?

2006-07-07 00:10:27 | 雑想
実家に帰った時の話し。

妹が言うには、義理の父親が亡くなってからというもの、写真に変なモノが写るらしい。

変なモノ=白く丸い球体=俗に言われるオーブというモノ。

僕自身たまに幽霊を見る割には、カメラ屋に勤務しているせいか、こういう心霊写真と呼ばれるものに否定的なのだ。特にこの白い球体。カメラがデジカメに変わってからは、特に多くなってきたように思う。CCD自体がガラスの板みたいなものなので、こういった反射物には敏感に写り込んでしまう(と勝手に仮定しているのだが)のではないかと。

で、その球体の殆どはホコリや雨などがフラッシュの光りで反射したもの。あと壁や人物に変な光の帯が出たりするのは、同じくフラッシュの光りが何かに反射して写りこんでいる場合が多い。

あとは「手が消えている」とか「体が透けて見える」などは、大体がスローシンクロと呼ばれるカメラの機能によるもの。要はこの機能、ストロボが光った後にちょっとの間シャッターが開きっぱなしになるので、その間に被写体が移動したりすると二重写しみたいになる訳。

この業界に10年以上籍を置くけど、僕でも理由が判らない変な写真は今まで1件しかなかったと思う。さすがに「ちょっとこれはお寺さんに持っていった方がイイかもしれませんねぇ」とアドバイスしたくらい。

話しを戻すけど、実は義父の家庭にも宗教的な問題やらなんかイロイロあるらしく、それが原因では、との話しもある。写真の半分が白い球体で埋まった事もあるらしいから、どうなんだろうね。あまりにひどいのは処分したらしいけど、見たかったなぁ。

でも仮にそれが本当の心霊写真なら、処分するとか寺に預ける前に、その写真から何らかのメッセージを受け取らなきゃいかんし、結局何の解決にならんと思うんだが。

心霊写真が恐いのでは無く、それを恐いからといって正面に受け取らない人間の行動が恐いのだ。と思う。


コメント
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