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プロジェクト○川

学生に本を読んでもらおうという,ただそれだけのはずでした

プロジェクト○川のはじまり(趣旨の説明)

2006年01月25日 | このブログについて
ということで「プロジェクト○川」です.

このブログは,某地方私立大学の教員である私が,ゼミの学生に少しでも本を読ませようというたくらみで始めるものです.

たくらみといっても,要はゼミ室にある本を紹介して,読むように仕向けたい,それだけのことです.
私が「この本は読んでおこうよ」だとか,「これ面白いよ」と思う本を中心に,
適当に薦めて,ゼミ生の○川の様子をみて楽しもう,といった程度の趣旨であります.

とはいうものの,それはあくまで形の上での話であって,真意としては○川以外のゼミ生も対象としていることくらいは,彼らもわかってくれることでしょう.

(というように,きわめて私的な内容ですので,たまたまこのページに辿りついたという方は,申し訳ありませんがご理解下さい)

タイトルにもあるとおり,形の上でターゲット(?)としているのは,当ゼミの4年生「○川」です.
卒業に必要な単位もほぼ取得でき,就職までの残り2ヶ月を無為に過ごすくらいなら本でも読もうか,という気概にあふれているのかどうか.
そんな話ではあるようなのですが,「気概」は計測不能なので行動から判断するしかありません(ちょっと理系ぶってみた).

大長編を読ませようとするとと,それだけで終わってしまいかねません.短めの小説や短編集の一部を紹介するつもりです.
この一週間ほどで,村上春樹『風邪の歌を聴け』,カフカ『変身』,川端康成『雪国』と「読ませた」ところですが,さてどこまで続くでしょうか・・・.

なお,私は文学についてはただの素人ですので(大学での所属も理系です),
よく知っている学生相手の,内輪向けで無責任な記述が続くのではないかと思いますがお許し下さい.
コメント
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